changeさん のコメント
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講演に出かけると、時に著書の販売がある。その際、サインが求められることが多く、名前を書くと共に、自分に気に行った文字を書く。一時期、書く文字が見つからなかったが、今は時間がない時には「而今」、時間のある時には、 「其言簡、其理直、其道峻、其行孤」を書く。 「其言簡、其理直、其道峻、其行孤」 は細川元首相が壺中居で個展を開かれた時、掛け軸に書かれていたものである。私は、こうした生き方をしたいと思う。それで、時間がある時には、名前と共に、この語を書く。 「其言簡、其理直、其道峻、其行孤」は裴休著、 『伝心法要・宛陵録』 の冒頭に出てくる。裴休(はいきゅう、 791 年 - 864 年)は、唐中期、中書門下平章事(宰相)等を歴任した人物である。 唐代に黄檗禅師(おうばく)という禅僧がいる。臨済宗開祖の臨済義玄の師である。 『伝心法要・宛陵録』は 黄檗禅師 の説法と、弟子たちとの問答の記録である。書いたのが 裴休 である。 裴休
生存している中で親戚関係・友達などなど身近な人の不幸があると必ず聞かされるのは、いかにわがままでいつも苦労させられたかを話す人が多い。先生といわれる人ほどギャップの大きいのに驚かされる。
50歳ぐらいから「生き方」において、外ばかり見ていると何も得られず、自分自身を見つめなければならないと気付き、「禅書」に向かうことになった。今も禅書は机のそばに何時もある。
禅の唯心的形而上哲学の側面をを形而下唯物論に結び付ける流れが国連中心の人権条約でうたわれ、西欧各国が受け入れているが、様々な問題が発生し右派系が台頭し社会的混乱が大きくなっている。唯物的思考に欠落している唯心的考え方を導入し、西欧の思想に大きな影響を与えているが、時とか場所があれば、唯物=唯心は土台無理な話であり、どのような形「新思想」が形成されるのか興味を抱いている。
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