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p_fさん のコメント

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p_f
言わずもがなですが、孫崎さんの主旨はあくまで冒頭にある通り、マスメディアは「大衆の意見を特定方向に誘導する」であり、単なる「大衆の意見形成に決定的な影響を及ぼす」ではないでしょう。(だからこそ、こうして警告されている)
ことに政治絡みでは詐欺紛いで、決まって大衆の利益にならない「特定方向」に誘導する。誘導されて泣き寝入り。つまり、日本などの民主主義は、サーボループが完結せず、大衆からのフィードバックがまともにかからないために、大衆にとっての「目標値」には決して自動制御されることのない欠陥装置であることが一番の問題と思う。
片や、先日のウズベキスタンでのエピソードでは、高性能センサー(若い大使館員の方)によって「目標値」から程遠い状況にあることが検出され、それを指令値入力側にリアルタイムでフィードバックして見事に本来あるべき目標値に「自動制御」された。孫崎さんがサーボループを完結させたからです。
No.3
140ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  新聞、テレビは世論を特定方向に誘導する。戦争へも誘導する。   やっぱり、それが米国のイラク戦争でも起こっていた。   マスメディアの危険性を実証的に示してくれた。   それを実証的に示す力がまだ、アメリカにはある。  もちろん日本でもイラク戦争へ自衛隊を派遣することにメディアが大きい役割を果たした。誰かが検証しただろうか。 5月19日付ワシントン・ポスト紙は「外国の声が如何に米国の戦争に影響を与えるか( How foreign voices influence American wars )」が興味ある事実を紹介している。 ・イラク戦争開始前、米国の世論は賛否で大きく割れた。PEWの調査によれば、90%の共和党支持者が軍事行動を支持し、他方民主党支持者では軍事行動支持は44%であった。 ・共和党議員は戦争を超え高々に述べるのに対し、民主党議員の反対は次第に弱くなった。民主党のケリー、エドワード、ヒラリークリ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。