トヨトミさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今、リベラル勢力は全く茫然自失の中にある。 原発再稼働、 TPP 参加、消費税の増税、集団的自衛権、憲法改正等が、日本の将来の政策でないことは明白である。 しかし、リベラルの結集すべき軸がない。 本当に軸はないのであろうか。 旧民主党が 96 年9月の結成時に発表した民主党の基本理念は20年弱経とうとしているが、その必要性は全く喪失していない。むしろますます必要となっている。 先だって、緑の風の舟山 康江議員と話した時に、1996年の民主党結党の理念が今、最も重要であると話された。 96年の結党時の理念は1年以上鳩山由紀夫氏を中心に議論をし、高野孟氏が最終的に文章に取りまとめたものである。 先13日、鳩山氏と高野孟氏にこの理念の意義をお教え願った。これは「友紀夫、享、(橋本)大二郎、孟の UI チャネル」で来週月曜日放映される。 今これを見るとまさに必要とされるものである。 自民党に復帰し日本はどこ
以下自分的メモを記しておきます。
社会主義的平等とは、国家権威主義であり、資本主義的自由主義とは、市場経済至上主義である。
つまり、どちらも絶対的なものに依存する思想である(絶対的に正しいものがこの世には存在するのだという主知主義的姿勢)。
国家権威主義とは、国家に絶対的正義を求めるものであるし、経済至上主義とは、市場原理に絶対的真実が宿っているとするものである。
そして、どちらも全体を絶対的な価値観やルールで統一していこうとする流れを作る。
つまり、このような体制では、多様性が徐々に希薄化していくことになる。
現実には、そのような「絶対的なもの」はこの世界には存在せず、常に変化し続け、全ては相対性の中であらゆる要素の相互作用によって全体の在り方が決まっていく。
よって、その都度その都度現実の状況に対応しながら社会も柔軟に変化していくことが求められる。
それに対応できる姿勢こそが、実存保守の本義なのだ。つまり、市民自らの内発的意志によって共同体をボトムアップで、参加と包摂を通じて自然発生的に形成していく態度である。
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