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tsutomizuさん のコメント

だらしない民主党の責任が極めて大きいが、あまりにも政権能力が欠如しているために、民主党支持者の多くの票が他の野党に流れるか、選挙をやむなく棄権するしかなかった。マスコミ、国民の要望どおり、確かに「ネジレ」は解消し、自民党のしたい放題が始まるかに見える。だが、民主党との対決より、権益で競う自民党内の争いが激しくなりそうだ。公明党を巻き込み、政治的駆け引きのオンパレードが始まるのではないか。
消費税一つを取ってみても、簡単なことではない。増税すれば、確かに収入が増えるわけであるから、財務省には望むところであるが、企業にとっては、政策的物価上昇によって、需要の落ち込みを覚悟しなければならず、法人税減税など、庶民を置き去りの成長戦略(企業支援策)がどんどん打ち出され、消費税増税分でさえ、成長戦略に使われかねない状況に追い込まれるのでしょう。有識者の意見聴取は何のために行ったのかわからないが、財務省の思惑通りであり、消費税反対派が消費税増税をけしかけている状況では、公約違反も重なり、先延ばしなどできない環境におかれています。最後の決断をすべきとき、何のために金融緩和し、意図的物価上昇させたかが、不明確になれば、安倍総理の混乱は、退陣にまで追い込まれかねない。いずれにしろ、政治から目が離せなくなった。
No.2
136ヶ月前
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1:寄稿内容:「日本はどこへ行くのか」   今、日本は歴史的岐路にある。  原発を再稼働しようとしている。福島原発の処理は全く終わっていない。高度の放射線を含む汚水はどんどん海に流されている。使用済み核燃料は大規模地震が来たら大惨事になる状況で放置されている。原発には地震が最大の危険要因であるが、活断層の問題だけに矮小化され、再稼働しようとしている。   TPP (環太平洋戦略的経済連携協定)に参加しようとしている。 ISD 条項(投資家対国家間の紛争解決条項)により国家主権が侵される。生命や健康や、所得格差や地域格差の是正などの法律や手段で外国企業の利益を損なえば、訴えられる。  消費税の増税が図られる。法人税や高額所得税が減額されてきたが、こちらの方が消費税による増収よりはるかに高いことは言及されない。  集団的自衛権で、自衛隊を戦闘部隊として海外に送ろうとしている。  どの問題をみても、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。