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m.m.さん のコメント

マスコミ報道を見ていると、防空識別圏というものを理解していないように思います。
防空識別圏とは、観戦などより遙かに速度が速い航空機が、領空に入ってから防衛出動をしたのでは間に合いません。そのため、領空に近づいてきた国籍不明機を発見した時点で出動する目安として設定するものです。従って領空より広い範囲を設定しますから、近隣国では、互いに重なるのは当然なのです。日本も韓国も設定していますが、日韓間については、米国の同盟国なので、米国の指導で重複していませんが、日中や中韓では重なるのが当然なのです。むしろ今まで中国が識別圏を設定していなかったことが不思議と言えるでしょう。
この時点で日本政府は、抗議ではなく、運用についての話し合いをしなくてはならないはずです。
No.1
134ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
中国防空識別圏の設置に対する米国の動きは極めて迅速であった。  中国は23日中国防空識別圏の設置し、米国は23日、即、ケリー国務長官、およびヘーゲル国防長官は各々懸念を表明する声明を出した。  何故か。  核保有国同士では核戦争の回避が最大の課題で、そのためには相互の戦略を十分に理解し合う必要がある。相互の共通認識と異なる攻撃的動きが出た時には遇発で危機が一気に高まる懸念がある。  今度の中国の防空識別圏の設置は、米中の基本認識と異なる対応を米国がとった可能性がある。  米国は尖閣諸島をめぐる緊張に懸念を表明してきている。いったん、軍事衝突が起これば、米国としても関与を検討せざるをえない。  この中米国は中国に対して、東シナ海で緊張をとる動きを行うべきでない、外交努力で解決する、これで中国に話し、中国も基本的に了解していたと満たれる。習近平国家主席の米国訪問の際
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。