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tsutomizuさん のコメント

このような問題が起きると、当事者能力があるかどうかが明快になる。
米国は、中国の識別圏設定に遺憾の意を表し、お話の通り、意図がどういうものか確認するため、B52戦略的爆撃機を飛ばしました。同時に副大統領の中国派遣も発表している。
韓国は、一方的な設定に抗議すると同時に、中国と話し合いの場を持ちました。
両国とも、即外交交渉の場を持ったり、持とうとしていることです。
ところが、日本においては、安倍総理以下、外務大臣、防衛大臣が鸚鵡のように、中国に抗議しているだけで、この事態を打開しようとして動くのではなく、米国依存の姿勢をだけが現れており、多くのマスコミが応援団よろしく中国非難の大合唱をしています。
歴然としていることは、米国は当たり前ですが、韓国は北朝鮮と現実的に休戦状態にあり、当事者能力があるが、日本は米国に頼るだけで当事者能力が見られないことです。
No.2
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
中国防空識別圏の設置に対する米国の動きは極めて迅速であった。  中国は23日中国防空識別圏の設置し、米国は23日、即、ケリー国務長官、およびヘーゲル国防長官は各々懸念を表明する声明を出した。  何故か。  核保有国同士では核戦争の回避が最大の課題で、そのためには相互の戦略を十分に理解し合う必要がある。相互の共通認識と異なる攻撃的動きが出た時には遇発で危機が一気に高まる懸念がある。  今度の中国の防空識別圏の設置は、米中の基本認識と異なる対応を米国がとった可能性がある。  米国は尖閣諸島をめぐる緊張に懸念を表明してきている。いったん、軍事衝突が起これば、米国としても関与を検討せざるをえない。  この中米国は中国に対して、東シナ海で緊張をとる動きを行うべきでない、外交努力で解決する、これで中国に話し、中国も基本的に了解していたと満たれる。習近平国家主席の米国訪問の際
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。