• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

荒谷氏の「戦後日本が、主敵であり、思想的対立関係にあった米国と組み、ソビエトと対峙した理由は何か。米国が同盟国として経済成長を支援した戦略的意図は何か。冷戦終結はこのような世界的戦略構図をどう変化させるか。米国の新たな戦略とその中での日本の価値はどう変化したのか」という、率直と言えば率直、むしろそんな幼稚な質問を持っていたのかと、驚きです。彼の問いの答えは、一言で言えば「戦争に負けて、敵国であった米国に占領されたからである」と言うしかありません。それが解らないで自衛隊に入隊したといのは、理解に苦しみます。たぶん、新品の人殺し道具に目がくらんだのでしょう。敗戦国が軍隊(自衛隊)を持つに至ったのは、当然ながら、米国がそれを望み、自分の手下として使いたいという意志があったからです。人生の半分以上を自衛隊で過ごした人間が今更考えるべきものではありません。荒谷氏が自衛隊に勤めて給料を貰って自分の家族を養ったと同様に、日本国全体が米国に従い(時には多少の抵抗をしても)、米国の軍事的な被護の下でぬくぬくと成長してきて今に至っているのです。その米国に対して、独立なんてことを考えるのは幼稚すぎます。自前の武器も無い国が何ができるのでしょうか。だからと言っていまさらのこのこと国産の武装をすれば、近隣国から警戒され、結局、再び世界中から叩かれることは当然の理です。さすれば、残された道はただ1つ。自衛などと馬鹿げた考えは止め、米国の言うなりになるふりをするしかありません。日本の政治家が自主性がないなんて言うのは、阿呆者というしかない。自主性があったのは、最近ではヒットラーぐらいで、その末路は皆様ご承知でしょう?21世紀の日本に自主性なんてものは不要。実は国家なんてものも本質的に不要です。犬や猿に国家がありますか?せいぜいお猿山のボスが感じているだけの、全く不要なものなんですよ。
No.3
134ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
まず荒谷卓をミキペディアで見てみたい。  荒谷 卓、 1959 年は、武道家(明治神宮武道場至誠館 第 3 代館長)、予備役ブルーリボンの会幹事。元陸上自衛官(陸上自衛隊特殊作戦群初代群長)。 東京理科大学卒業、第 1 空挺団、第 39 普通科連隊中隊長、 1995 年「ドイツ連邦軍指揮幕僚大学」に留学、 1996 年、陸上幕僚監部防衛部に勤務。、防衛戦略の見直し、中長期防衛力整備計画の作成、テロ特措法など防衛法制、北朝鮮問題などに関わる。2 002 年アメリカ陸軍特殊部隊群(グリーンベレー)に留学。 2004 年特殊作戦群が創設され、初代群長に就任。 2007 年特殊作戦群長を退任。 2008 年 1 等陸佐で退官。同年明治神宮至誠館に奉職  最近『明治神宮資生館武道』が出版された。その中での記述。  冷戦後、世界からイデオロギー的対立がなくなると、日本の伝統文化を守る立場から敵と味方が解らなくなりました
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。