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tsutomizuさん のコメント

日本の悲劇
「現在の官僚、国会議員、マスコミは、日本の立場を自己主張することが正義であり、妥協することは敗北である」という全体主義を、民主主義と勘違いしているのではないかと、思われるようになった。
民主主義社会にあっては、外交は、裏表、本音建前と現実的処理があって初めて外交といえるのであるが、現実的処理を考えようともしないのです。
① 防空識別圏の設定に対する米国はじめ諸外国は建前は認めないといっているが、現実的処理は、航空各社に運行計画書の提出を進めているのです。安倍総理とマスコミは、バイデン副大統領と話し合い済みで中国の識別圏を認めていないと一生懸命自己の正当性を主張しています。諸外国から、安倍総理は外交を全く理解しない子供の自我を乗り越えていない大人としてしかみられず、日本の愚かさ加減を世界に発信し続けているのです。
② 尖閣領土は日本、中国とも領土は自分のものだという建前を譲ることは出来ないが、現実的処理として、「棚上げ」に先輩たちがしてきたのに、突然領土化を主張されて中国が黙っていることは出来ないでしょう。相手の立場にも立ってみることです。マスコミがたしなめるのが本来のマスコミであるのに、対決を助長するのでは、解決が遠のくばかりです。
現実的対処という妥協を知らない日本の外交に未来は無く、孤独な全体主義国家に突き進んでいくのでしょう。
No.2
134ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。