p_fさん のコメント
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『小説外務省―尖閣諸島問題の誤謬―』が2社から拒否された。
この本は、次の導入部で始まる。
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プロローグ
この本の主人公は、外交官である。 1977 年生まれ、名前は西京寺大介。ただし、彼が外交官であり続けられるか、解らない。
西京寺大介は尖閣諸島の扱いで、外務事務次官に真っ向から反対し、2022年の今、外務省から追い出されるか否かの瀬戸際にいる。
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もともとは次の導入を考えていた(今は小説の一部)
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―アメリカ大使公邸ー
戦後、数々の写真が日本の政治を描いてきた。
昭和34年4月10日、皇太子殿下と美智子妃のご成婚パレードがある。美智子妃が馬車から手を振る姿は日本の明るい未来を象徴する写真だった。
昭和39年 10 月 10 日、東京オリンピックの入場行
いつかの福田首相-「あなたとは違うんです」辞任の真相も孫崎さんを通じて知ったことがありましたが、なぜ日本はいつもこうなのでしょうか。本人自らは決して本当のことをアナウンスしない。
たしか、先日の鈴木邦男氏との対談でも、今の時代、日本で暗殺というのは考えにくいが、それでも、然るべき地位の人が本当のことを言わない(言えない)状況だとの旨語られていたと思います。
もしその種の真実を公言したら、暗殺はないにしろ、何らかの不利益を被る、それは本人だけでなく身近な人々にまで及ぶ可能性もある、だから本当のことを言うわけにはいかない-ということでしょうか。
先のブログ記事に書かれた-
勇ましく「東シナ海に進出する中国に対抗していくことを打ち出した」と言っているが、能力はない。精神論を言ってもしょうがない。厳しい現実を防衛省は国民に知らせるべきである-
これはケースは違いますが、やはり「そんなことを国民が知ったら動揺しかねない、パニックになりかねない」として、国民に知らせることなどあり得ないでしょう。
いずれにしても、支配層は国民のことより保身が第一であり、また、一般国民それぞれの小社会にあっても同じ構図で、上から下まで、日本社会全体が腐っているかのような印象です。
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