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tsutomizuさん のコメント

政治における外交は、少なくとも、「好き嫌い」「正しい、間違っている」という次元で行なうものではない。
イデオロギーの対立を乗り越え、利権(領土、経済)を、現実的対処として話し合うところに外交があるといえる。
一つ一つの事実の積みあげを、時代によって否定していたのでは前に進まない、即ち、外交交渉が出来ないのである。
安倍総理は、政治の鉄則を破って、過去を否定する発言し、韓国、中国と話し合って現実の問題を解決する道を己が閉ざしてしまった。安倍総理が話し合いの門はいつも開けているなどと欺瞞の言葉を述べているのは問題であるが、その発言を問題視しないマスコミも同罪である。
東京裁判は、正しいとか間違っているという問題でなく、戦勝国によって裁かれたのであって、残念で悔しいが、受け入れなければ、敗戦にも、終戦にもならない。現実的に受け入れているのです。歴史は否定できないのです。
尖閣の問題も、どちらの領土とは明確にしない「棚上げ」が現実的対処として、先輩たちが築き上げたものであり、元中国課長などのお話などを勘案すると、日中友好条約を否定するのでなければ、認めざるを得ません。
正しい間違いではなく、先輩たちの築き上げた歴史的事実は事実としなければ、外交交渉にならず、世界の小さな国を回り、お金をばら撒くことによって、そのときだけの形だけの友好関係が得られたとしても、何の意味もない。外交としては、いじましいものであり、無駄遣い以外の何物でもないが、マスコミは何等批判しない。国民の多くが異論を唱えない。世にも不思議な国である。靖国問題では、国連事務総長、米国、EU,ロシア、ドイツなど戦勝国だけでなく、敗戦国でさえ、日本を支持してない。世界の意志を無視することは、孤立の道でしかない。
No.1
131ヶ月前
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デーリーテレグラフ 1 月 1 日は Liu Xiaoming 駐英大使の「中国と英国は戦争を共に勝利した、日本が侵略的過去を見つめることを拒否するのは世界平和への深刻な脅威である( China and Britain won the war together )」という論評を掲載した。 ここで中国大使は安倍首相を「ハリー・ポッター」の悪役ヴォルデモートとしたのである。 日本人で中国の大使が、我が国の首相が悪役になぞらえ、それを英国の代表的、それも保守系の新聞デーリーテレグラフが掲載するという事態がでるとは、誰も思っていなかったに違いない。 この論評はこじつけである。プロパガンダである。勿論である。 しかし、英国の代表的保守系の新聞したことに意義がある。 更にフォリン・ポリシー( Foreign   Policy )は米国では権威ある国際関係雑誌である。 ここでもとうとう、1月2日付で「安倍晋三はアジアのヴ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。