tsutomizuさん のコメント
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昨日、高野孟氏と日本の右派について論じた。高野氏は次の見解を述べていた。「右派には自立派と対米依存派と両方いる。ソ連敵視が接着剤の役割を果たしていた。今その役割を中国敵視が果たしている。しかし、憲法改正、靖国参拝などが前面に出ると、両者の主張は対立する。安倍首相もこの間に入って股裂き状態に入ってしまった」 右派グループは圧倒的に対米追随右派であった。しかし、自立派右派が発言を持つと、対米右派は弱い。今その現象が出始めた。
田母神氏はともかく、櫻井よしこ氏はサンケイ系で、日本の言論界で相当の影響力を与えてきたと思える。
私は櫻井よしこ氏の言論を注意深くフォローしてきたわけでないので、とりあえずウィキペディアを引用する。
「対外政策に関しては親米保守的であり、イラク情勢については共和党の見解とほぼ同じ考えを表明している。」
「日本経済を再建し、中国の覇権拡大を阻止するためには、 TPP への参
自民党の右派が政権を獲得しており、米国の内在的戦争による権力拡大は、日米で奇妙な一致をしているようである。ただ、日本において、集団的自衛権の国民的理解を得るためには、仮想敵国中国を必要以上にあぶりださなければならず、中国を刺激し、国民の理解を増やそうとしています。現在のところ、安倍政権の手段は、成功しているように見える。しかし、今後は、中国と敵対することは、日米の利益にならず、国民的理解を増やすことと、二面性を克服しなければならず、安倍政権の一番難しい舵取りが必要な時期にさしかかっているといえるのではないか。
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