tsutomizuさん のコメント
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多くの国民は日本を民主主義のトップクラスにいると思っている。 民主主義の大前提に報道の自由がある。これが何と59位である。日本の報道の自由は国際的にみると、我々一般が思っているより低い。最近の情報操作の顕著なことはそれを示すものであるが、国際比較をみて我々は日本の民主主義の在り様を今一度考えてみてよい。
2月12日、東京新聞は「報道の自由 日本後退59位 原発事故、秘密法響く」のタイトルの下、次の報道を行った。
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国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が十二日発表した、世界各国の報道の自由度を順位付けした報告書で日本は昨年の五十三位から五十九位に後退した。東京電力福島第一原発事故の影響を取材しようとするとさまざまな圧力を受けるとされたほか、特定秘密保護法の成立が響いた。
日本は、各国
国民の一人一人は、大企業の一員である場合もあるし、公務員をはじめ各種団体の一員である場合もあるが、何らかの恩恵を得られるシステムが出来上がっており、恩恵に見合う行動をしなければ、その企業、団体は、国家的利権権益から「村八分」の扱いを受けることになる閉鎖的な社会であるといえます。
国民一人一人が、勤める団体企業と個人は別人格であることを自覚していれば、自ずから違った投票行動が出来るが、「企業団体=個人の生活」と、直結した視点が個人行動を束縛すると、現在の社会が、どんどん全体主義化していくことになる。全体主義は簡単に独裁主義化する。
国民主権、個人の当然の権利を、権力権益に委ねるといつの間にか、民主主義とは全く異質な社会が出来上がっていくことの危険を自覚出来ない愚かな我々日本人の気質性質はいかんともしがたいDNAなのでしょう。
マスコミの責任は重大であるが、マスコミだけの問題ではなく、戦後も遠くなると、いつか来た道を辿ることになるのでしょう。「敗戦を終戦などとごまかして生きるいきから脱皮できない民族の特質」としてか理解できないのは、日本人として寂しいが、発信だけは続けていきたい。
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