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NakaBBさん のコメント

外交は難しいものですね。お互い譲れないものはあるだろうし、かといって他国を尊重しない態度では国交断絶は免れません。本当にもろいものだなと実感しました。その程度の世界に我々は住んでいるのです。そして意識が変われば、今までのことが嘘のように飛んでいきます。まるで一夜にして別人に変わったような、そんな態度の変わってしまいます。それが普通の外交のようにできるのだから日本という国も不思議ですし、もっといえば自分という存在も軽薄だなと思います。
 結局、糸が切れたと感じるかどうかです。切れたと感じてしまえば、現実がどうであれそれでそれでthe endです。それがすべてです。前の日中関係がそうでした。逆に難しい状況ながらなんとかつないでくれようと努力する態度には、本当に嬉しい気持ちになります。でも合意があったかどうかは微妙な問題なので慎重に考えた方がいいかもしれませんね。べつに軽くあしらわれたとかそういう問題ではなく、よりしっかりした関係を目指しているのだと思いますが、今のような日中関係ではかえって逆効果かもしれません。とにかくつないでいくことが外交の基本です。できないことはできなくていい。譲れないことは譲れません。でも歩み寄る意思があれば距離の取り方は次第に定まって行くと思います。できれば戦争もしたくないし、よそゆき顔ですれ違うってしまうのも避けることができるならそうありたいと思います。
正直に言うと何が障害なのか全くわかりません。感情的なものがあることは理解しましたが、今もそれは謎なのです。新しく生まれるものはあっても、何が失われるというのかもわかりません。それを許さない勢力が何なのかは大方想像はできますが、そこに合理的な理由があるのかどうかかなり疑問を感じています。
No.5
130ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
20日朝日新聞はスタインバーグ前米国務長官のインタビューを掲載した。翌日訂正記事を出した。両者を合わせると発言は次のようになる。  ****************************** スタインバーグ前国務副長官は田中元首相や中国の鄧小平氏らの時代に日中首脳間に尖閣諸島の棚上げ合意があったとの認識を前提に「この合意は正しかった。尖閣問題は脇に置くべきだと訴えた」 *********************************  これは実に重要な意味合いを有している。  1:まず棚上げ合意についての日本側、中国側の態度を整理してみよう。  日本側  ・中国側が一方的に主張しているもので、日本側が合意したことはない  ・日本固有の領土であって国際的に何の問題もない。  中国側  ・田中―周恩来の会談{1972年}、園田外相・鄧小平副首相会談録発表、   棚上げ合意存在  2:日本側
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。