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younghopeさん のコメント

ウクライナ問題を見ていると,西ウクライナ、東南ウクライナの関係は、北朝鮮、韓国の関係に近似性を見ます。根本問題は「ウクライナの貧困性をどのように脱皮させるか」であり、米国、EU,ロシアがウクライナを食い物にするのは、絶対あってはならないことである。ウクライナ問題の本質は、ロシアにガス料金を払えないほどに疲弊していることである。EU側は、EU加盟を進めようとすれば、EU加盟の条件であるGDP対比赤字3%以下にするとか、ギリシャで行われた公務員の削減、公共料金のアップなど大胆な行財政改革が避けられず、また、デモが起きることは避けられない。どちらについても問題があるが、東南部ウクライナは、熱狂的にロシア編入を支持する理由はよくわかる。現在の生活レベルが上がることは明らかだからである。大きな問題は、今のままでは西ウクライナは経済的に持たない。米国、EUのほうが分が悪いと見ていたら、オバマ大統領がプーチン大統領に新たな提案をもって、会談を申し入れたニュースがラジオから聞こえています。
No.4
130ヶ月前
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  昨日のブログで、今回のロシアのクリミア軍事侵攻の前にウクライナの前政権崩壊の後ろにアメリカがいること、デモと治安当局との衝突で死傷者が出たが、その狙撃犯が政権崩壊をめざすグループに雇われていたことを記しました。  ここでビクトリア・ヌーランド国務省国務次官補とは何者かということが当然関心を呼びます。調べるととてつもない人間が出てきました。ネオコンンの理論的中心人物のロバート・ケーガンです。 話を2001年の9・11米国同時多発事故まで戻したいと思います。9・11米国同時多発事故はその後の国際情勢を大きく変えます。これによって米国がイラク戦争やアフガニスタン戦争に突入することが可能になりました。 9・11米国同時多発事故がどのように怒ったのでしょうか。謎の部分が多くあります。 一九九七年六月、米国の有力な保守主義者たちは、「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」というグ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。