• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

私たちは安倍政権の突飛な言動や政策が独自の意思に基づくものと考えてその矛盾に驚き反対の姿勢を取って来たのですが、私は最近これらの突飛なことは日本政府と米国政府との打ち合わせ済の演出の結果だと見るようになりました。ポスト鳩山の日本政治は全てワシントン主導で行われていると考えています。

米国はロシアと中国を征服しようと本気で考えています。第三次世界大戦も辞さずとの米国の傲慢な動き(ウクライナ情勢と絡んで西欧と米国とロシアの鍔迫り合いを見ているとはっきりと分かる)は目に余ります。安倍政権の中国封じ込めは冗談(私には冗談だと見えていた)ではなく米国のコマンドに基づくものだと考えなくてはならないのです。中国はそう見ています。中国はその線で米国と鍔迫り合いを始めています。ロシアは事実上の戦闘状態に入っていて、情勢不利とみて、譲歩に譲歩を重ねています。あの時のスターリンの退却と酷似しています。

そういう状況ですから、米国内のウクライナ報道は嘘ばかりです。太平洋戦争時の日本のメデイアと全く同じです。先日、ニューヨークタイムスが解釈憲法を批判しましたが、その背後にワシントンありとみられるのが不都合だったから、書かせたのだと私は見ています。ワシントンのアリバイ作りです。

我々のキャンペーンはその向け先を安倍政権だけでなくオバマ政権にも向けなくてはならないと思います。
No.2
125ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本は平和国家であった。  経済協力では日本独自の理念を持っていた。  米国は経済協力を軍事政策、外交政策の補完としてとらえ、それを「戦略的」という表現で支援してきた。  他方日本は、経済、社会の安定を図れば各国は民主主義の方向に進むとして、経済のインフラ支援を重点的に行ってきた。  どちらの政策が成功したか、明らかである。  米国が軍事力を行使してその地域が平和と安定と繁栄にむかったのはほとんどない。  他方、日本が重点的に支援した ASEAN は繁栄の道を歩んだ。  そして今、日本は軍事的目的のために経済協力を実施しようとしている。  米国従属は日本という国の在り様をすっかり変えてきている。  経済協力という本来、人道支援、経済発展に向けられた分野ですら、米国の言いなりになって軍事に舵を切るって、日本は一体どうなってしまうのか。  本件の最近の動きを、6月29日付け朝日新聞で見てみたい
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。