フレデイ タンさん のコメント
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日本は平和国家であった。
経済協力では日本独自の理念を持っていた。
米国は経済協力を軍事政策、外交政策の補完としてとらえ、それを「戦略的」という表現で支援してきた。
他方日本は、経済、社会の安定を図れば各国は民主主義の方向に進むとして、経済のインフラ支援を重点的に行ってきた。
どちらの政策が成功したか、明らかである。
米国が軍事力を行使してその地域が平和と安定と繁栄にむかったのはほとんどない。
他方、日本が重点的に支援した ASEAN は繁栄の道を歩んだ。
そして今、日本は軍事的目的のために経済協力を実施しようとしている。
米国従属は日本という国の在り様をすっかり変えてきている。
経済協力という本来、人道支援、経済発展に向けられた分野ですら、米国の言いなりになって軍事に舵を切るって、日本は一体どうなってしまうのか。
本件の最近の動きを、6月29日付け朝日新聞で見てみたい
米国は横暴だから、ドル通貨による世界の完全支配を達成しないと米国エンパイアそのものが崩壊するという恐怖感にさいなまれていると私は睨んでいます。
米国はウクライナを拠点として直接ロシア征伐に乗り出しています。勿論、20世紀半ばの方法じゃありません。21世紀の方法です。米国は中国に対しては日本にあたらせようと考えているのでしょう。日本の支配層は米ドルが崩壊すれば円も崩壊すると考えているはずで、勿論、米国の強い要請もあってのことですが、軍国化を急いでいると思うしかありません。それが真実なら、米国も日本も錯乱しているとしか思えません。
願わくば、日本は冷静になってドイツ、フランス、イタリアと連携して米国を抑える方向に動くのが条理だと思うのですが、そういう方向に行ってはいません。とても怖い方向に進んでいます。
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