younghopeさん のコメント
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6 日、石垣島で講演をした。極めて高い関心があった。 7 日、八重山毎日新聞は「棚上げで友好関係を」「尖閣問題で元外交官の孫崎氏」の標題で一面トップ、保守系の「八重山日報」も「孫崎享氏 尖閣で棚上げ主張」「自衛隊で八重山守れぬ」の標題で報じた。
講演には革新系は当然として、相当の保守系も参加したのが特徴である。
八重山毎日新聞の報道内容
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外交官や外務省国際情報局長などを歴任した元外務官僚の孫崎享(うける)氏が6日夕、「八重山・尖閣諸島と集団的自衛権」をテーマに石垣市内で講演した。「中国との緊張を高めるために尖閣が利用されている」として、集団的自衛権の行使や防衛費の増強などに狙いがあるとの見方を示した。1972年の日中国交正常化の際に確認した「棚上げ論」に言及し、「領有権問題を棚上げすれば尖閣問題はすぐに解決
孫崎さんではありませんので、私の理解する範囲で考えてみました。
最初に頭に入れておかなければならないことは、孫崎さんは外交のプロであり、米国に先駆け日本の先達が、閉鎖的で拡大できない経済を拡大するため努力されたことです。米国にとっては最大の屈辱であったといえるでしょう。
領土問題は、日本だけでなく中国にとっても大きな問題であり、両国の世論に頼っては、永遠に解決しません。私たちが考えていると同じことを中国の人も考えていることであり、どちらも正しいといえば正しいし、間違いと言えばどちらも間違いなのです。同盟国の米国の基本的スタンスが最も重要であるが、「領土問題は存在する」と言っているのです。日本に味方する考え方ではないのです。中国は「棚上げ」で異論がないのです。逆に日本がとっている、棚上げ放棄、集団的自衛権では、中国と敵対するだけ、経済的損失だけが大きく、日本の国益にならないことは明らかでしょう。ドイツは中国に何度も行くが、日本には来ません。日本のいうことを聞く国はお金をばらまける小国でしかありません。今の外交では、輸出など増えることなく、逆輸入も加わり衰退していくばかりでしょう。中国と敵対して、喜ぶのは、ネオコンだけです。
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