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フレデイ タンさん のコメント

アベノミックスが日本経済を構造的に悪化させていることを国民が徐々に知り始めました。

大新聞が道理に反して安倍政権の宣伝の走狗になって頑張っているのは「何とか1%の富裕層(新聞人も入っている)の利益だけは保全強化していきたい」ということなんでしょうね。大新聞は日本経済全体が脆弱化しつつあるのを勉強不足で理解できないのか、よく分かっているが書かないのか、どっちにしても、明らかに犯罪です。

日本のファンダメンタルと市場の指標は、英ポンドを暴落させてぼろ儲けしたジョージ・ソロスにとって日本円にショートを仕掛けても良さそうなものになっています。しかし、彼は動いていない。ワシントンが彼に釘をさしているからでしょう。ソロスは、昔、英ポンドをめぐって英政府と抗争状態になって勝っています。勝ったのは、ワシントンの利益に合致していたからでしょう。そう類推すると、日本円はワシントンの庇護のもとにあると考えなければなりません。

日本経済は薄氷の上にあるということです。薄氷の上で1%の富裕層を守る、何だか淋しいですね。でも、薄氷が何かの切っ掛けで壊れてしまう。可能性は大いにあるのです。安倍政府にとっては想定内かもしれません。先の敗戦で潰されてしまった三井、岩崎、住友の再来を想起させる新しい家柄、そういう家柄をロシアや東欧ではオリガルヒと呼んでますが、まあ、そういうものが壊れた後に生まれるのでしょう。そして富裕層は0.01%まで激減する。換言すれば、99.99%の人は苦しむことになるのです。

そういう地獄にならないように私たちはキャンペーンを怠ってはならないのです。
No.3
122ヶ月前
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     しばらく前、日本経済新聞は「夏のボーナス 5.9 %増 6年ぶり 80 万円台 本社中間集計 鉄鋼・車 高い伸び」と報じた。 そうか、景気が良くなったのかと思った人も多かったろうと思う。同時に多くの日本人は、「自分の回りは良くなっていないのだけれど」と思ったろう。   2014 年 8 月 20 日(水)プレジデント・マネー NEWS 「 4 割が「賞与ほぼ 0 円」なのに“上昇”」報道の不可解はこの問題に答えを出している。  「経済が上向いている。だから安倍政権でいいのだ」という刷り込み宣伝報道の一翼をまたになっている。 ***************************** ・結局、夏のボーナスは増えたのか減ったのか ・政府は「アベノミクスのおかげで民間給与は上昇している」といった PR に躍起 ・政府の発表と、それを真に受けて報道する新聞社を尻目に、ヤフーが面白い調査。「夏のボーナスは増えた?   減った?
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。