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フレデイ タンさん のコメント

渡辺恒雄という人物を考えることは日本の今の政情理解に役立ちそうですね。

この人物に関して私が認識していることは大体次のようなことです。
1.清武氏と巨人軍のコーチ人事を巡って係争中。清武氏はこの訴訟で読売コンツエルンの渡辺独裁が諸悪の根源だと非難し、その過程で多数の良識が去ったと話している。
2.第一次安倍内閣発足前、安倍の靖国前参拝阻止で朝日新聞と手を結んだ。そのとき、鳥越俊太郎のインタビューに答えて「俺は実はリベラルだ」と話していた。
3.若い時、極左活動をしていた。私は確かめてないが、そういう記述を沢山読んだ。本当だと思う。彼の根っこにニーチェがいうところのルサンチマンがあると思う。

以上のような認識から、彼は、若い時のレジスタンス、新聞記者、新聞社経営、コンツエルン最高責任者と階段を上って来たが、それはあくまで過程であり、手段であって、彼の本当の目標は国の最高権力をコントロールすることだと私は思う。

彼は、今、読売コンツエルンの独裁者として日本の最高権力に深く関与している。彼にとって権力の性格はどうでもいい。それが人民政府であろうが、スターリン体制、ヒトラー体制、そんなのはどうでもいい。それが最高権力であればいいのだ。

従って、彼は報道の自由なんて糞くらえ!としか思っていないでしょう。秘密保護法、自分のコンツエルンのコア・ビジネスである新聞・テレビの仕事がやりやすくなったとしか思っていないのではないでしょうか。
No.2
124ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
26日朝日新聞は「渡辺恒雄・読売会長、秘密法を評価 有識者会議議事録」の標題で次を報じた。 ****************************** 特定秘密保護法の運用基準と政令の素案を了承した7月の有識者会議の議事録が25日、朝日新聞記者の情報公開請求で開示された。座長の渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長・主筆は過去の機密漏洩事件を例に「今後こうした事件が起きた際に適切公平な処理を行う上で非常に役に立つ」と評価していた。 7月17日の「第2回情報保全諮問会議」の議事録によると、渡辺氏は、沖縄返還時の日米密約に関する情報を外務省の女性事務官から得た毎日新聞記者が国家公務員法違反罪で有罪となった「西山事件」に言及。渡辺氏は「甘言を弄して女性に国家機密を盗ませたのは事実だ」と指摘し、秘密法や運用基準について「これまではこうしたものがなかったから様々な事件が起きた」と語った
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。