PL紳士さん のコメント
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26日朝日新聞は「渡辺恒雄・読売会長、秘密法を評価 有識者会議議事録」の標題で次を報じた。
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特定秘密保護法の運用基準と政令の素案を了承した7月の有識者会議の議事録が25日、朝日新聞記者の情報公開請求で開示された。座長の渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長・主筆は過去の機密漏洩事件を例に「今後こうした事件が起きた際に適切公平な処理を行う上で非常に役に立つ」と評価していた。
7月17日の「第2回情報保全諮問会議」の議事録によると、渡辺氏は、沖縄返還時の日米密約に関する情報を外務省の女性事務官から得た毎日新聞記者が国家公務員法違反罪で有罪となった「西山事件」に言及。渡辺氏は「甘言を弄して女性に国家機密を盗ませたのは事実だ」と指摘し、秘密法や運用基準について「これまではこうしたものがなかったから様々な事件が起きた」と語った
すなわち、渡辺氏は当時、この事件において西山氏の味方として、西山氏弁護のため毎日新聞の弁護士会合にまで出席し、「西山氏が外務省女性秘書官とひそかに情を通じ、執拗に申し迫りこれを利用して、彼女に外交秘密文書を持ち出させて記事の取材をしようと企て」(起訴状)とあることに疑問を呈し、さらにはこの裁判で被告側証人として法廷で西山氏を弁護するなど、この事件に深く関わっていた人物である。もちろん、同事件において、西山氏と女性秘書官がそれぞれ、国家公務員法違反で、それぞれ懲役4年(執行猶予1年)、懲役6か月(執行猶予1年)の判決を受けていることなど百も承知である。
その渡辺氏が、今頃になって、「西山氏が甘言を弄して女性秘書官に国家機密を盗ませたのは事実だ」とか、「秘密法や
その運用基準について、「これまではこうしたものがなかったから、様々な事件が起きた」などと、諮問会議で述べている
とすれば、まったく理屈に合わない。要は、彼は、権力側に立ちたいだけの人間ではないのか?
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