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m.m.さん のコメント

イラク領内のイスラム国攻撃は、友好国のイラク政府からの要請に応えたものだが、シリア政府は米国に攻撃の要請をしていないし、直前まではアサド政権打倒に向けて戦っていた関係である。この空爆が、国連憲章で認められた「自衛権」とは考えられない。
米国はイラク・アフガンの戦争で、約150兆円の戦費を使ったという。この多くの部分が「軍産複合体」の収入になったはずである。オバマ大統領がアフガンからも米軍を撤退させたら、軍産複合体にとって巨額の収入が途絶えてしまうから、新たな戦争を引き起こす必要があったのだ。タイミング良く登場したイスラム国に「残虐性でアルカイダからも破門された」という枕ことばをつけて、世界に不安を煽っているのだろう。
米国人2人を殺害したのは事実としても、その代償に数え切れないほどのイラク人やシリア人を殺害することが正当化されて良いのだろうか。
No.2
124ヶ月前
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1:オバマ大統領の動向(25日朝日新聞報道) 「オバマ米大統領は24日国連総会で演説し、中東の過激派「イスラム国」の打倒に向けた国際的な有志連合に加わるよう各国に求めた。米国が「自衛権」を根拠にシリアで開始した軍事行動への支持や、イラク政府への支援を各国に呼びかけた。 オバマ氏は「『イスラム国』は最終的には打倒されなければならない」と表明し、「こうした殺人者たちが理解する唯一の言葉は力だ。米国は幅広い有志連合と共に、死のネットワークの廃棄に取り組む」と軍事行動を続ける決意を示した。「米国は単独では行動しない」と述べたうえで、「すでに40カ国以上がこの連合に加わる意向を示した。この取り組みに参加することを世界に求める」と呼びかけた。 オバマ氏の国連演説に先立ち、米国のパワー国連大使は23日、「イスラム国」への空爆をシリア領内で実施したことについて、「国連憲章51条に基づく自衛
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。