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フレデイ タンさん のコメント

米国は大戦後の世界経済の指導理念として新自由主義を採用した。米国は国連をその理念の実践の場にするはずだった。ところが、米英が取り組んだ新自由主義は内外で説得力を失ってきている。この主義が貧困を解決できないばかりか、貧困を助長させているからだ。この傾向を冷やかに見ているのがロシアと中国だ。この両国は中南米諸国、アフリカ諸国、東南アジア諸国から評価され始めた。

米、EU,それに盲目的に追随する日本は国連内部で孤立しつつある。世界の潮流は脱アメリカだ。今後国連は米国主催の有志連合みたいな野合を諌める方向で成長すると私は見ている。私が願うことは安倍さんを動かす機関が正しく情勢を査察し、安倍さんを世界から一目置かれるように動かしてもらいたいことだ。
No.1
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  27 日読売新聞は「首相国連演説 常任理事国へ戦略的に挑め」という記事を掲げた。 もし、戦略的に挑めば、国連常任理事国入りがあるように書いている。 物事を「戦略的に挑む」なら、まず情勢判断を正確に行わなければならない。 今国連改革で、国連常任理事国入りを論ずる時、その最大の関心は、現在の国連常任理事国は、米英仏中ロと第 2 次大戦戦勝国中心、いわゆる「先進国中心」で、幾つかの大陸、中南米、アフリカ、中近東、 ASEAN やインド亜大陸等が十分な発言を得ていないことにある。 今日、国連改革で日本を重視し、日本を国連常任理事国に中南米、アフリカ、中近東、 ASEAN やインド亜大陸より重視して国連常任理事国入りを主張している国、日本以外にあげて欲しい。多分どこもない。そのような中で、「どう戦略的に考えたら」、日本が国連安保理入りできるというのか。 国連安保理自国入りして、政治紛争処
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。