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m.m.さん のコメント

選挙戦が始まった途端に、メディア各社が「自公で300議席以上確実」と報じて、「もう結果は決まっている」との印象を国民に与え、投票に行こうという気持ちを萎えさせた。投票率が低い程、自民や公明に有利になるからだ。その結果、史上最低だった前回を大幅に下回る投票率に成功した。その間も、テレビでは「選挙なんて興味がない」とか「何を基準にするのか分からない」「選挙なんて行きません」といった市民の声を、やたらに放送していた。
慌てふためいた野党は、政策の相違など無関係に選挙協力をたくらんだが、民主党政権で何も決められない「閣内不一致内閣」の惨めさを知った国民には、そんなごまかしは通用しなかった。その結果、野合に参加しなかった共産党だけが、議席を大幅に増やすことになった。
今朝の新聞は「自公大勝」と報じているが、324をわずか1議席増やしただけだ。これは虚偽報道ではないのか。だが、これが安倍政権の言う「公正な報道」なのかも知れない。そして選挙結果に安堵しているのは、自民党議員よりメディア各社ではないだろうか。
No.4
120ヶ月前
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 総選挙が終わった。  例として朝日新聞の報道を見よう。 「自公大勝 3分の2維持」 「安倍政権の基盤強固に」 「“アベノミクス”継続へ」 「首相、改憲議論の推進表明」 「加速する首相1強」 「原発再稼働、安保法制へ着々」 「改憲“国民的理解に努力」  それで自民党がよほどの大勝をしたのだろうと思ってみると、  自民290、公示前比マイナス3である。  公明党はプラス4である。  民主党はプラス11である。  共産党はプラス13である。  何故朝日新聞は、あたかも、安倍首相はしょうりしたかの如くに報道するのか、 勝利した途端に、改憲や原発再稼働や安保法制へ着々という文字を躍らせるのか。選挙前に、朝日新聞は「今度の選挙の結果によって原発再稼働や安保法制を着々とする」という記事を大々的に報じてきたか。 今日の日本の政治の混迷は大手報道機関が安倍首相の御用新聞
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。