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younghopeさん のコメント

60年安保世代から、現在の状況を見ていると、米国従属化と日本の自立が、表裏の関係を持ちながら進んでいるように思える。端的に言えば、日本の自立を表面化すれば、反対が多いので、米国従属化でカモフラージュしているように見えるのです。厄介な問題は、意図したかどうかは不明であるが、結果としては、文科省と日教組による絶対教育によって、現在社会の中核を占めつつある人たちが、個としては競争を排除した内向き志向であり、体制内では絶対逆らわない体制順応志向が、徹底的に植え付けられているのです。したがって、現実的に権益を握っている与党は、体制維持を崩す分派行動は出てこない。問題は、野党の人間である。本来は与党に対立した行動が要求されるのに、体制側と同じ考え方を堂々と発言し国民の選択を阻害しているが、現在の若い人たちには全く違和感がないようである。体制順応が国民のの中にかなり浸透しており、指導部のかじ取りによっては、真珠湾攻撃の類似系が出てこないとは言えない怖さを孕んでいます。出版を阻害する論理は、天皇陛下の平和憲法発言をカットした行動と同じでしょう。米国の利益を阻害するものでなく、出版を表面的に邪魔する行動はとりにくいでしょう。
No.1
119ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:本の目的(抜粋) 今回、日露戦争から、真珠湾攻撃までの期間を書く目的はただ一つです。「何故真珠湾攻撃という愚かな道を歩んだか」です。 でも、今、何故、「真珠湾攻撃という愚かな選択をしたか」を書いてみようと思ったか、説明した方がいいと思います。 私は今、日本の進む道に大変な危機感を持っています。 原発の再稼働、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加。消費税の増税、集団的自衛権、秘密保護法等、日本の生き方を根本的に替える動きです。 福島原発事故で、地震が、とてつもない危険をもたらすことを示しました。しかし日本は再稼働しようとしています。 TPPでは日本の国家主権をなくしていく動きです。TPPは関税引き下げが一番の目的ではありません。外国企業の利益を確保することが最重要なのです。 集団的自衛権は、日本を守ることと関係なく、自衛隊を米軍のために使わせる制度です。 日本
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。