• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

「メデイアが結束すれば、軍部の暴走を押しとどめることは出来る」と私も思います。

しかし、権力は最終的には暴力を裏付けにした存在ですからどんなメデイアでもその暴力性におびえる存在(日刊ゲンダイは例外的存在)であると思うのです。メデイアはその記事作成と編集の過程で無意識のうちに権力に迎合する傾向を保有し結局のところ権力を怒らせたくない或いは権力に好まれる記事を民衆に提供してメデイア自身の生活そのものを維持していることは残念ながら仕方ないことだと思うのです。

渡辺恒雄氏はジキルとハイドといった分裂した二つの性格を持って使い分けて戦前戦後を世渡りしてきた、世俗的な意味で大成功したすこぶるまれな存在だと思います。渡辺氏と安倍氏のコンビの存在は私が所属する民衆にとって非常に危険な存在なんですけど、覚悟せねばなりません。但し、東アジアの人民の意識も国家形態も戦前のものとは大違いです。強力な主権国家で構成されています。安倍氏たちが拡大的軍国主義を目指すのでしょうけど、東アジアではドン・キホーテ的時代錯誤です。ですから、日本の軍国主義はイスラエル、米国の権益擁護の為に使われ、せいぜい水の合わない砂漠の地で立ち往生するのがせいいっぱいだと思います。

私が心配するのは、安倍氏が憲法より上にポリシーがあるとか、麻生氏がヒトラーの憲法棚上げを参考にするとかの言辞です。それらの言葉に彼らにとっての真実性があるように感じるのです。或る日突然東京にテロが発生し非常事態宣言がなされる。そういう事態です。私にとってまさかではありません。米国の9/11が米国をナチ化したと私は思っているのですから。
No.5
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   『日米開戦の正体』(4月末刊行)で日米開戦にいく中で新聞の果たした責任に言及しています。そして今それは安倍政権下おマスコミの責任でもあります      ******************************* マスコミ、日本国民を煽り、国民を好戦的にして、軍部の横暴を許す風潮を作り、それが日本中を凌駕した。そのマスコミの罪もまた極めて大きいものがあります。    私は、新右翼団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男さんと『いま語らねばならない 戦後史の真相』の本のために対談しました。  戦前、右翼は軍部と結びつき、日本社会の弾圧、中国進出に大きい役割を果たしました。従って右翼は独特の戦前史観を持っています。  鈴木邦男氏がこういう発言をしました。 「日露戦争から後の日本社会では、新聞の役割・影響力も大きくなったと思います。  日露戦争時、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。