なしさん のコメント
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A: 事実関係
26日産経新聞
自民党の稲田朋美政調会長は26日のBS朝日の番組収録で、先の大戦後に東条英機元首相らが裁かれた東京裁判(極東国際軍事裁判)について「指導者の個人的な責任は事後法だ。(裁判は)法律的に問題がある」との認識を示した。戦後に公布された東京裁判所条例に基づく裁きは、事後法にあたるとの考えだ。
稲田氏は「東京裁判判決の主文は受け入れている」と述べる一方、「判決文に書かれている事実をすべて争えないとすれば(われわれは)反省できない。南京事件などは事実の検証が必要だ」とも指摘し、戦後70年を機会に改めて歴史を検証するよう求めた。
B; 評価
私達は現代史を学んでいない。
そのつけが稲田朋美発言となった。
日本は 1951 年 9 月 8 日、吉田首相が全権で、 サンフランシスコでサンフランシスコ平和条約に署名した。
ここに次の規定がある。
「第十一
一応の決着をみたのではないかな。
わたしのうろ覚えでは、虐殺否定をしたい日本側学者も、もっとも
少なく見積もった場合、2万人、最も多い見積もりで10万人と認めた
とのことだ。(わたしの記憶違いなら訂正請う)
つまり2万より少なくはいくら腕によりをかけても値切れなかった。
どこかのバカ市長が(嘆かわしいことにわたしの居住する地域だったり
するのだが)「中国は南京大虐殺で30万人殺されたといっている。」
「さまざまな観点から30万人も殺せたはずはない」「中国は南京大虐
殺で30万殺されたと言っているのだから、南京大虐殺はなかったという
ことだ」というおそるべき論理で南京大虐殺を否定している。
この男はバカだからあまり影響力はないと思うのだが、被害者側の
心理では考えられる最大の数値をいいたくなるのは当たり前だろう。
こちら側に証明可能な明確な数字があるのならともかくも、むこうの
出してくる数字をイチャモンつけてちまちまと値切ってどうするのか。
中国が30万というのを10万とねぎってどれだけ日本に得があるのか。
どうせ今となっては不確実なおおざっぱな数字しか出てこない。
ホローコーストの死者数をドイツが「いくらなんでもそんなに殺してない」
と値切っているか。
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