p_fさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
3 月 3 日神奈川新聞は米有力紙ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーとの極めて衝撃的なインタビュー記事を掲載した(全文はすでに掲載すみ)
「 私にとって、政府がテロリストとの交渉を拒んだことは、何の驚きもありませんでした。安倍首相は今回の事件を「国民が犠牲になったが、テロリストとは交渉しなかった」と米国や英国にアピールする材料にするつもりだろうと思っていました。」
そしてこれは事実に売らず消されています。
私は次を指摘してきていた。
1月23日麻生財務相は、「テロリストの要求をのめば、それはテロリストの要求に屈するのと同じだ」と語り「予備費から身代金出す可能性に”今テロに屈する予定がないから、手続きまで考えていない”と述べた」(朝日新聞など)。
2月2日ロイターは「菅官房長官「身代金用意せず」、イスラム国との交渉を否定」
の表題の下、「菅官房長
先日のビデオニュース・ドットコムで春名幹男氏が「徹底的に突っ張って邦人二人の犠牲と引換えに得たものは結局何だったのか」との問いに答えた件-
「狂気の集団に対して、米国を中心とする勢力のイデオロギーで対決してもあまり上手くいかないのではないか。相手のイスラム国というのを どうやって崩壊させるか、もっと賢いやり方で、血を流さずに、できることをやっていく方が先決ではないか。これが、今回の犠牲を出したことを一つのキッカケにして学び直すべきことだと思う」
「『得たもの』がその教訓ということは、それを教訓にできなかったら、今回は、もう、突っ張ったこと自体は何も得るものがなかったという意味ですか」
「そういうところを学ばないと、日本人の命がどんどん失われていくことになれば、非常に困ると思いますし、やはり日本が、独自の政策を打ち出していって、諸外国から尊敬の目で見られるという風なことでいかないと。米国は、この問題でも元々は米国の失敗から始まっているわけですから。その米国に何かしてくれるのかと思ったんですが、情報もどれだけ提供したか分からないと。そんなことでは、失敗として、それを教訓にせざるを得ないと思います」
一方、先日の記事の、
>「自ら金を出して、米軍の傭兵になる」制度であると国民に説明して支持が得られるはずがない。だから、嘘と詭弁を使う。
そう願いたいですが、仮に嘘と詭弁と分かっても 依然「仕方がない」と支持してしまう国民が殆どではないでしょうか。それくらい奴隷根性が蔓延していると思います。
かつてコイズミがイラク派兵を決めた際の記者会見で、誰一人として異議を唱えなかったことに作家の辺見庸氏が「クソバエ記者たち」と吐き捨てていましたが、辺見氏曰くの「小指の先から少し血を流すくらいの痛みでさえ拒む国民ばかり」という状況は、その後好転するどころか堕ちる一方のようです。ファクラー氏の目には、アベのみならず日本国民の有り様も相当奇異に映っていることでしょう。
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