• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

各国に散らばる大使たちの使命は、どのようであるべきなのだろうか。日本では、米国にとって好ましくない情報などはネグってしまいます。マスコミが派遣している記者などは、己の足で情報を集めるのでなく、情報を買って流しているに過ぎない。自立した国であれば、大使も記者も生の姿を、現地の人々の声をそのまま報道することが必要であるのに、すべて米国というフィルターにかけてしまう。多くの国民は、物事を見るのに、米国一国の利益に合致した情報しかみられない。鳩山氏を批判する声が多いが、鳩山氏を通して、クリミアの実態が明らかにされ、孫崎さんを通じて、ウクライナ問題、クリミア問題が明らかにされる、真実を知るということは素晴らしい。本来は、外務省が発信すべき情報を鳩山氏が発信する、外務官僚は怠慢を指摘され、税金の無駄遣いを指摘されるのが恐ろしいのでしょう。パスポート没収も恐れず移住さえ覚悟している鳩山さんと同じように、後藤さんの生死をかけて情報を得て、国民に伝えようという行動が、高く評価される社会が本当の民主主義社会ではないか。鳩山さんを売国的行為、後藤さんを蛮勇などという狂った言葉が闊歩する社会は異常である。
No.1
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
鳩山氏のクリミア半島訪問が多くの関心を呼んでいる。  この問題の理解には、ロシアの併合問題がどのように起こってきたかを知る必要がある。  ① ウクライナでは EU との関係を強化しようとする政権と親ロシアを追求する政権と入れ替わってききていたが、2010年の選挙でヤヌコビッチがユーリヤ・ティモシェンコを破り政権の座に就いた。 ② ウクライナは 2013 年に欧州連合との政治・貿易協定の仮調印を済ませたが、ロシア寄りの姿勢を見せるヤヌコーヴィチはロシアからの圧力もあり調印を見送る。 ③ これに対し欧州連合寄りの野党勢力から強い反発が起こり、ウクライナ国内は大規模な反政府デモが発生するなど騒乱状態に陥った( 2014 年ウクライナ騒乱)。事態収拾のため 2014 年 2 月 21 日には挙国一致内閣の樹立や大統領選挙繰り上げなどの譲歩を示したがデモ隊の動きを止めることはできず 22 日に首都キエフを脱
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。