PL紳士さん のコメント
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尖閣、竹島等教科書に日本の主権があることを明確に書き込む方針であるという。
尖閣、竹島、北方領土は日本政府が述べるごとく、日本の主権が明確に及ぶものではない。
日本は、1945年8月15日天皇がポツダム宣言の受諾を述べた。
そして9月2日、「下名は「ポツダム」宣言ノ條項ヲ誠実ニ履行スルコト竝ニ右宣言ヲ実施スル爲連合國最高司令官又ハ其ノ他特定ノ連合国代表者ガ要求スルコトアルベキ一切ノ命令ヲ發シ且斯ル一切ノ措置ヲ執ルコトヲ天皇、日本國政府及其ノ後継者ノ爲ニ約ス」と降伏文書に署名した。
ではポツダム宣言で如何なる約束をしたか。
「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」
「本州、北海道、九州及四国」以外は「我が国固有の領土」という論はここでは採用されていない。
したがって、その他の島々は、「吾等(連合国側)ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」との関係で、
最たる根拠も示さず、ただやみくもに政府見解のみを生徒に教え込もうとする安倍政権のやり方では国際的な支持が得られそうにありません。相手国の主張も示したうえで、どちらが正しそうかを生徒に考えさせる姿勢が必要でしょう。
政権が変わるたびに説明がいかようにも変えられるのでは、迷惑するのは生徒たちです。
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