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Denchubinさん のコメント

 戦後七十年も経つのに、日本は、尖閣をめぐって中国と、竹島をめぐって韓国と、北方領土をめぐってロシアと、領土問題をかかえています。そのために日本は孤立して米国にすがりついています。
 しかし、考えて見れば、ポツダム宣言は、日本の主権は「吾等(連合国側)ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」と述べているわけだから、連合国つまり米国が領有権について明確な立場をとればとっくに解決していたはずなのです。したがって、米国は領土問題の火種を残すことによって日本を周囲の国々から孤立させ、米国に頼らざるをえない政策を追求していると考えるべきです。
 「固有の領土」論は米国の思うつぼなのです。
 
No.5
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
尖閣、竹島等教科書に日本の主権があることを明確に書き込む方針であるという。 尖閣、竹島、北方領土は日本政府が述べるごとく、日本の主権が明確に及ぶものではない。 日本は、1945年8月15日天皇がポツダム宣言の受諾を述べた。 そして9月2日、「下名は「ポツダム」宣言ノ條項ヲ誠実ニ履行スルコト竝ニ右宣言ヲ実施スル爲連合國最高司令官又ハ其ノ他特定ノ連合国代表者ガ要求スルコトアルベキ一切ノ命令ヲ發シ且斯ル一切ノ措置ヲ執ルコトヲ天皇、日本國政府及其ノ後継者ノ爲ニ約ス」と降伏文書に署名した。 ではポツダム宣言で如何なる約束をしたか。 「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」 「本州、北海道、九州及四国」以外は「我が国固有の領土」という論はここでは採用されていない。 したがって、その他の島々は、「吾等(連合国側)ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」との関係で、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。