なしさん のコメント
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後藤氏人質事件では、安倍首相は「あらゆる努力を」と発言した。(1月25日、読売新聞は「安倍首相は26日午前の閣僚懇談会で、「後藤(健二)さんを一日も早く救出できるよう全力で努力してほしい」と指示した。」と報道した。
だから多くの国民は、安倍首相は救出の努力をしたものと思っている。
しかし、実態は違う。
その違いを明確に述べたのは、安倍政権の閣僚たちである。
1月23日麻生財務相は、「テロリストの要求をのめば、それはテロリストの要求に屈するのと同じ」「予備費から身代金出す可能性に”今テロに屈する予定がないから、手続きまで考えていない」と発言した。
財務大臣である 麻生氏は「金を出す準備をしていない」と述べたのである。まあ麻生氏であるからいいかげんなことを言うと多くの国民は真剣に取り上げなかった。
しかし、官房長官はもっと、厳しい発言をした。
2月2日ロイター「
当然のごとく殺されるのに他国の人質が助けられれば
さぞや居心地がわるいだろうね、
だから他の国にたいしてお前の国もおれの所とおなじように
見殺しにしろ、と干渉するのは理解はできる。
自国民に示しがつかないものね。
でも、その理由ずけとされるテロ犯との取引がかえって自国民を
危険にさらすとの論理はもっと検証されるべきだと思う。
もしテロ犯がバスを襲撃して乗客に米国人とイギリス人とフランス人と
スペイン人がいた場合、テロ犯はどうするだろう。
米国政府とイギリス政府は解放交渉に応じないから当該国の乗客は
その場で解放され、交渉に応じた実績のあるフランス人とスペイン人
だけが拉致されるのかな。
どうするかはテロ犯にきいてみなければ分からないが、わたしが
テロ犯なら米英人はその場で殺すだろう。
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