m.m.さん のコメント
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今回、安倍首相が米国で大歓迎をうけたことは間違いない。
29日午前、米議会上下両院合同会議で葯45分の演説を行った。
オバマ大統領は、首脳会談、晩さん会に加え、リンカーン・メモリアルに個人的に案内するという破格の扱いをした。
その理由には、現在オバマ大統領の置かれた位置と、最近の日米関係の動きの両面がある。
まずアメリカ外交から見てみたい、。
最近、米国は「同盟国」との関係がかなりぎくしゃくしている。
最大の同盟国である英国は、中国の主導するアジア・インフラ投資銀行に、米国の反対の意思表明にもかかわらず、参加を表明し、大量の国家の参加表明につながった。
イスラエルは米国などとイランの核兵器開発問題での合意に強く反対している。
ドイツとはウクライナ問題で立場を異にしている。あくまでもクリミアを併合したプーチンを糾弾していこうとするアメリカと、紛争拡大をそしするため
一口に安保関連といっても、武力攻撃事態法・重要影響事態法・国際平和維持活動協力法・自衛隊法改正・米軍行動円滑化法など、10以上の法案の総称だ。
それらを国会審議もせずに、外務大臣と防衛大臣が「イエスサー」と言っただけで決めてしまったことのご褒美なのだろう。
武力放棄を定めた憲法を無視し、国権の最高機関である国会も無視した決定を、「民主主義の元祖」を自認する国が大歓迎しているのだ。
同じ米国内でも、ニューヨークタイムスなどのジャーナリズムは、安倍首相の歴史認識を問う記事にあふれ、記者会見でも追求されていた。それに引き替え日本のメディアは、首相と同様に、有頂天で舞い上がった報道が目立っていた。
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