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m.m.さん のコメント

米政府が、安倍首相を大歓迎した理由として、孫崎さんは集団的自衛権・TPP・辺野古移設を挙げているが、それ以上と思えるのが、福島瑞穂議員が「戦争法案」と発言した「安保関連法案」ではないか。
一口に安保関連といっても、武力攻撃事態法・重要影響事態法・国際平和維持活動協力法・自衛隊法改正・米軍行動円滑化法など、10以上の法案の総称だ。
それらを国会審議もせずに、外務大臣と防衛大臣が「イエスサー」と言っただけで決めてしまったことのご褒美なのだろう。
武力放棄を定めた憲法を無視し、国権の最高機関である国会も無視した決定を、「民主主義の元祖」を自認する国が大歓迎しているのだ。
同じ米国内でも、ニューヨークタイムスなどのジャーナリズムは、安倍首相の歴史認識を問う記事にあふれ、記者会見でも追求されていた。それに引き替え日本のメディアは、首相と同様に、有頂天で舞い上がった報道が目立っていた。
No.2
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今回、安倍首相が米国で大歓迎をうけたことは間違いない。  29日午前、米議会上下両院合同会議で葯45分の演説を行った。  オバマ大統領は、首脳会談、晩さん会に加え、リンカーン・メモリアルに個人的に案内するという破格の扱いをした。 その理由には、現在オバマ大統領の置かれた位置と、最近の日米関係の動きの両面がある。 まずアメリカ外交から見てみたい、。 最近、米国は「同盟国」との関係がかなりぎくしゃくしている。 最大の同盟国である英国は、中国の主導するアジア・インフラ投資銀行に、米国の反対の意思表明にもかかわらず、参加を表明し、大量の国家の参加表明につながった。 イスラエルは米国などとイランの核兵器開発問題での合意に強く反対している。 ドイツとはウクライナ問題で立場を異にしている。あくまでもクリミアを併合したプーチンを糾弾していこうとするアメリカと、紛争拡大をそしするため
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。