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m.m.さん のコメント

大阪に住んでいないので、報道による情報しか知らないが、両派とも「大阪市がなくなる」ことによるメリットやデメリットについて、キャンペーンが少なかったように思う。
そんな中で、賛成票を投じた多くの人は、現状に満足していないだけで、深い考えもなく「変える」という言葉に惹かれて投票したのではないだろうか。
また、両派とも安倍首相の顔写真を使うなど、安倍首相や橋下市長の人気に依存していたと思われる。
つまり暴走を続ける安倍首相の写真を飾ることが「有利になる」と考えたり、前言撤回を平然と繰り返す橋下市長を信頼しているのだろう。
「これが憲法改定の国民投票だったら」と考えるとぞっとする。
これらを考えると、我が国の民主主義が「未だに成熟していない」といわざるを得ない。
我が国のマスメディアは「権力の監視」という最大の使命を放棄しており、国民は正しい情報を得ることができず、独裁主義者はやりたい放題になっている。
この国の未来は、恐ろしくて想像もできない。
No.2
115ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「大阪都構想反対多数」と朝日新聞は報じた。  しかし、本当に僅差であった。  賛成69万4844票、反対70万5585票、どっちに転がってもおかしくない現象である。 この勝敗が今後の日本政治に与える影響は大きい。 私は、大阪都構想で反対多数になり、橋下氏が政界引退表明したことを歓迎する。 日本の政治で、自民党に対する対立軸は決して「維新の党」ではなかったはずだ。 日本国民が重要だと思っている問題、原発再稼働、集団的自衛権、憲法改正。TPP,秘密保護法、これらでは、世論調査で批判が多い。「維新の党」はこれらに決して反対の立場ではない。 その中で、マスコミは「維新の党」を第2党、第2党と持ち上げてきた。 マスコミの援護がなければ、「維新の党」は決して第2党の地位を得なかったであろう。 それは、逆にいうと、原発再稼働、集団的自衛権、TPP,秘密保護法これらの反対を軸とする政党を第2党にしない
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。