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tako2008さん のコメント

遅くなりました。
米中対立とこれからのアジアにおける日本の役割について。

まず前提として、アジア諸国は、「アジアの時代」を切望している
とうことを、我が国は理解しないといけない。

以下、近藤大介氏による、今年のダボス会議のレポートです。

近藤大介氏: 2015「春のダボス」レポート〈前編〉
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43218

近藤大介氏: 2015「春のダボス」レポート〈後編〉
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43220

 Kagda編集長:

「中国が提起したAIIB構想は、全ASEANが大歓迎だ。なぜなら、
 ADB(アジア開発銀行)の寡占から来る弊害が、このところ顕著に
 なってきているからだ(・・・中略・・・)
 中国はASEANのインフラ整備のために必要で、日本はASEANの
 製造業発展のために必要だ。だからASEANは日中の対立は望まない」

 Mohamed大臣:

 「(・・・中略・・・))何といっても、ASEANには若い人材が
 溢れているのが強みだ。われわれは『ASEAN人』という意識を
 持って、15年でEUを追い越し、その次の15年でアメリカを追い
 越そうではないか」

 「日本はとにかくアメリカが大事で、安倍首相が向いているのは
  アメリカだ。だから今月再び訪米するのだろう。一方の中国は、
  われわれときちんと向き合ってくれる存在だ」

 Akrasanee大臣:

 「(・・・中略・・・))いまや中国がAIIBを設立して、われわれを
  助けてくれるという。これをわれわれは、大、大、大歓迎する! 
  カネに色はついていないのだ。これまで中国はアメリカ国債ばかり
  買っていて、何をやっているのかと思っていたが、ついにアジアを
  振り向いてくれた」

 Akrasanee大臣:「ではなぜ、アジアで日本だけAIIBに参加しないのだ」

 田辺副社長:「それは私ではなくて、安倍首相に聞いてほしい(笑)」
No.5
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
事実関係: 「外国領域での武力行使「ホルムズ海峡の機雷掃海以外現在、念頭にない」 「他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案は二十七日午前、安倍晋三首相が出席して、衆院平和安全法制特別委員会で実質審議に入った。首相は、自衛隊が他国領域で武力行使する海外派兵が例外的に許される活動として、中東ではホルムズ海峡での戦時の機雷掃海以外は「念頭にない」と述べた。」(27日東京新聞)」   評価: 1:安倍首相が「外国領域での武力行使「ホルムズ海峡の機雷掃海以外現在、念頭にない」と述べたことは、ホルムズ海峡以外に自衛隊を使わないことではない。 日本国民に、集団的自衛権を売り込むには「ホルムズ海峡の機雷掃海」以外にないことを意味する。 2:したがって「ホルムズ海峡の機雷掃海」を検証することが極めて重要である。 3:安倍首相が「ホルム
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。