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フレデイ タンさん のコメント

はっきりしました。米国の権力の本質がネオコンであり、その理念の根本にブレジンスキーのユーラシア征服という空想があること。その空想の下敷きになっているのが、20世紀冒頭、マッキンダー卿が唱えた「クリミヤを占拠せよ」という古い古い大英帝国のスローガンです。その大英帝国にアヘン戦争でとんでもない目に遭った中国は米国にウインウインという平和共存を提案してきたが、米国は、はなから、興味を示しません。

80年前、英米はあろうことかヒトラーを使ってソ同盟の崩壊を図っているんです。でも失敗しました。それが第二次世界大戦なんですが、英米はその苦い経験に懲りずにこんどはNATOを使ってロシア崩壊を試みたのです。西ヨーロッパの良識とプーチンの賢い戦略とそれを後押しする中国の出現で戦線は膠着し始めました。

米国はあっちが駄目ならこっちという具合に南沙で中国を挑発しています。西欧と違って日本の現体制は自ら認めて憚らない武闘派極右政権。日本の民衆は早くレジームチェンジに取り組まないととんでもないことになります。こんな中、台湾の馬さんが米中の媒介を表明しました。私はこの馬さんの媒介に一縷の望みを託したいのです。
No.4
114ヶ月前
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A: 事実関係 1: Eric Zuesse 論評「ケリー対部下ヌーランド( . Secretary of State John Kerry v. His Subordinate Victoria Nuland, Regarding Ukraine ) 5月12日、ケリー国務長官は、ポロシェンコ・ウクライナ大統領が“クリミアをとりもどし、ドンバスを勝ち取る”と述べたことに次のように述べた。 「私はまだ、テキストは見ていない。ただ本日そのことを聞いた。  ただ、もし、この時期ポロシェンコ大統領がこのような軍事的活動に入ることを提言しているとすれば、我々は彼にこのような活動をしないよう再考することを強く要請する。それはミンスク合意を暗礁に乗り上げさせる。そのような活動がもたらす結果に極めて深刻な懸念を有する」  5月15日、ヴィクトリア・ヌーランド米国国務省欧州・ユーラシア担当次官補は国務省報道部(
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。