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oldjapさん のコメント

孫崎氏がここで言っているように、世論調査によれば、国会で審議中の安全保障関連法案について国民の約49%は現内閣が充分な説明をしていないと言う意見を持っているそうだが、だからどうだと言うのか。国民の大半が当該法案について理解していないのは、内閣にその責任がある、自分たちにはないというなら、国民の大半は常に複雑な内容の政治経済問題については理解していないのが実情ではないか。国民がそういう問題について納得いくまで理解できるはずだと思うのは勝手だが、それは事実ではない。事実は、そういう難しい問題、たとえば、原子力発電の是非、自衛隊の存在の是非、PTT参加の是非、アベノミックスの是非などについては、国民の大半は無知であり、判断能力を持たない。どうすればよいか。そう言う問題については、国民は国会議員に判断を委託しているのだ。そのために、税金を使って国会を維持しているのだ。その委託を正式なものとするために、国会議員選挙によって議員を選んでいるのだ。国民は自分の生活を維持するだけで充分忙しい。難しい問題のすべてを国民が理解し、選択しようとするのは効率が悪い。国民の大半が平和を求めているのは分り切っている。国民の平和がどうしたら守れるかも、国会と政府に委託している問題のひとつだ。単純に平和がいい、だから自衛隊の海外派遣はいやだというなら、自衛隊員にならなければよい。自衛隊員が戦死するのがかわいそうだというなら、自衛隊は潰せばよい。自衛隊がなくなれば、米国を含むたこくは日本を守ることがなくなるだろうから(いくら安保条約があっても、自分は戦わないで全部他国に頼るなんて国を援助するわけがない)、もし第3国が日本を襲ってきたら、さっさと白旗を掲げて降参すればよい。そうすれば少なくとも自衛隊員が死傷することは避けられるだろう。もちろん、警察官も死傷しないだろう。その他国民はどうなるかな?全く無抵抗なら、死傷者を最小に留めるのは可能だろう。だけど、当然属国化され、国民は自由とプライドを奪われる(かつての朝鮮人、満州人などのように)なるのは避けられないだろう。それでも戦争よりはましというならば、もちろん、それもいいだろう。
No.2
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 12日日テレ NEWS 「NNNが10日~12日に行った世論調査によると、内閣支持率は39.7%、不支持が41%となり、安倍首相が2度目の首相に就任してから初めて、支持と不支持が逆転した。 世論調査で安倍内閣を「支持する」と答えた人は39.7%で、安倍首相が2度目の首相に就任した直後の調査以来、最低となり、初めて支持と不支持が逆転した。 現在、国会で審議中の安全保障関連法案について、「安倍内閣が十分に説明していると思わない」は78.5%、今国会での成立が「よいと思わない」が58.7%だった。 戦後70年にあたる今年、安倍首相が出す談話の中で何を最も強調すべきかについては、「70年の平和国家としての取り組み」が45.2%で最も多く、「大戦の反省」は11.9%だった。 一方、戦後50年、60年の首相談話に用いられてきた侵略、反省、おわびの表現を70年談話で使うかについては、「侵
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。