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oldjapさん のコメント

メルケルが「私の考えを変えたのは、やはり福島の原発事故でした。この事故が、日本という高度な技術水準を持つ国で起きたからです。そんな国でも、リスクがあり、事故は起きるのだということを如実に示しました」と言ったとすれば、彼女には福島の原発事故がどうして起きたか、それがドイツでも起き得るかについて充分理解していないことを意味する(これは素人である彼女としては当然であるが)。まあ、ドイツのような理屈っぽい、合理性の高い国の飛行士も頭がおかしくなって、自分が載っている飛行機をわざと墜落させるということも起きるのだから、国の文明度とか国民性みたいなものを持ちだしても、それから結論を引き出すわけにはいかないだろう。危険と言えば人類が存在していること自体、危険なんだよ。完全に安全なものなんて存在しないよ。日本だけは平和な国に成りたいと言うのも、所詮適うことの無い夢だよ。生きているから、死ぬんだよ。言わば、我々生きとし生ける者はすべて死ぬために生きているんだよ。人工物はすべていつか壊れるために作られているんだよ。
No.6
114ヶ月前
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A: 事実関係 原子力規制委員会は15日の定例会合で、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が原発の新規制基準に適合しているとする「審査書」を正式決定した。伊方3号機は新基準で3例目の合格となったが、四国電が設備の詳しい設計をまとめた工事計画などの必要書類を提出し終えるのは今秋ごろの見込みで、年内の再稼働は困難とみられる。 田中俊一委員長は会合後の記者会見で「求めてきたレベルの安全性を確認した。ゼロリスクや絶対安全がないことは理解してほしい」と述べ、合格が絶対的な安全を意味しないとする従来の考えを強調した。(共同通信) 敷地の近くに国内最大規模の活断層「中央構造線断層帯」が通り、審査では地震の揺れの想定を引き上げるよう迫られた。(朝日新聞)   B: 評価 ・田中委員長は、「ゼロリスクや絶対安全がないことは理解してほしい」と述べ、合格が絶対的な安全を意味しないとする従来の考えを強調したのは、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。