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KUBOTAさん のコメント

 グーグルで検索をかけたら「毎日新聞」が動画付きで記事を掲載してくれていたが,昨日7月26日(日)の総がかり行動実行委員会主催の「とめよう!戦争法案 集まろう!国会へ 7・26国会包囲行動」に参加した.30℃を優に超える真夏の暑い日射しの中大勢の方々が参加した.主催者発表では25,000人の参加.

 地下鉄「永田町」駅の3番出口すぐ脇にあるローソンで食料と飲料を仕入れ,自民党本部の前を通って木陰の涼しさを味わいながら「国会図書館前」の交差点に出た.14時開始の40分ほど前だったが今日は交差点付近に人だかりが出来て賑わっていて,警視庁のロゴの入ったユニフォームの機動隊員の方々もかなり多く出ていた.

 交差点で右手の議員会館の方を見るとすでに多くの人が立っていて,木陰も少なく日射しも強く暑そうだったので木陰を求めて国会図書館側へ歩いた.国会議事堂前と較べるとこの辺りは場所的には裏側でマイナーな場所と思われるのだが,既に多くの方々が木陰を陣取っていて,開始時間が近づくにつれて参加者がふくれ上がって来た.

 14時から集会が始まったが参加者は若い方から年配の人々まで老若男女,特に子供を連れた参加者や車椅子の参加者が目立った.参加者はアベ政権への抗議ポスターを掲げるやら抗議の服装工夫をするなど,みなさん実に様々な工夫を凝らし抗議の声を上げていた.最近はポスターなどの中心テーマも「憲法9条」「民主主義」を守れとともに,アベ政権の退陣・退場が多くなって来ている.

 会場で「憲法破壊の公明党を糾弾!するデモ」のビラを配布している方がいた.「創価学会の800万票が安倍政権の土台となっています。ここを糾弾し安倍政権を倒そう!」と書いてあり,「8月1日(土)18:00から上野公園・西郷銅像前出発」でデモを計画していた.

 最近のテレビの中でも平和の党を標榜していた公明党の,戦争法案加担への危険性不安から創価学会「婦人部」の動揺が広がっている要旨の報道が出ていた.当方も先日の集会の中で,百円ショップで買った赤・黄・黄緑のパーティー盛り上げ道具の「パチパチ」で声援を送っていたら,「学会の方(人)でしょうか?.もしそうでしたらお話を伺わせて下さい」と週刊誌の女性記者を名乗る人から取材を申し込まれた.この色が学会が使っている色彩とは全く知らなかった.

 メディアの注目は創価学会の動向にあるらしい.もしそうであれば,創価学会「婦人部」の平和を愛する良心的方々に,しっかりと声を上げていただき共に手を携えたい.頑張れ!創価学会「婦人部」.

 それにも増して不可解なのは自民党の国会議員の方々だ.いかに小選挙区制による政党推薦で当落の首根っこを押さえられているとは言え,高学歴の方々が多いだろうに,戦争法案の必要性を隣の火事に例えてその説明だとするような,稚拙で病的な安倍首相に愛想が尽きないのかな.自民党YouTubeの「ヒゲの隊長」も「パロディ版」の方が具体的で面白く,問題点を鋭くわかりやすく簡潔に説明指摘していることは誰が見ても明らかだ.自民党のそれは稚拙だ.両方を比較して見る人も多いだろうに,現時点で視聴者数はパロディー版は「62万」,自民党版は「40万」だ.パロディ版の作者に拍手を送りたい.今年のパロディ大賞に値するかも.

 もし自民党議員の中で,心の中で今回の一連の戦争法案は「憲法違反」と考えている人がいたら,少しは言いたいことや,まともな事をやろうとする腹の座った自民党の議員は居ないのかな.数合わせだけだったら反対して党から推薦されなくても,新党や分党で政党助成金は分捕れるだろに,

 二世・三世のボンボン議員には無理なのかな?.結局,「命令に従って忠実に実行しただけ」とする,ナチス・ドイツでユダヤ人ガス室の大虐殺に大きな役割を果たした「悪の凡庸」の見本の,アドルフ・アイヒマンの様な救い様の無い人間の集合体なのか?.もしそうであれば,まずは次の参議院選挙で国民が鉄槌を下してやるしかないだろう.

 連日で抗議行動は行われているが,総がかり実行委員会の次の大きな抗議集会は「8月30日(日)14:00~」の「10万人国会包囲行動!(国会議事堂周辺)」なので,一国民一市民として民主主義を守るため微力ながらも参加を予定している.こんなバカな事を許してなるものか.(2015年7月)
No.4
112ヶ月前
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事実関係 25日東洋経済掲載論評 リチャード・カッツ :本誌特約記者(在ニューヨーク) 安倍晋三首相自身が、集団的自衛権行使を日本に定着させる上での最大の障害になるかもしれない。なぜならば、日本人の多くが、首相の集団的自衛権擁護を彼の超ナショナリスト的見解と切り離すことができないからだ。 この問題は、多くの人が報道の自由への攻撃ととらえていることとも切り離せない。自民党議員が新聞社の広告収入を枯渇させ「懲らしめる」よう要求した一件は自民党の体質を多くの人に想起させた。 安倍首相を信頼したワシントン 安全保障で日本の役割を拡大することには根強い抵抗がある。それにしても、この件で国民と対話を始めるには、もっとナショナリスト色が弱い首相のほうが国民の信頼を得られたのではないだろうか。 首相は日本国民の感情に注意を払わぬまま、 4 月に米ワシントンで、これら法案を 7 月に国会で成
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。