フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
ジョージ・オーエルの『1984』は全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。政治小説の最高傑作だ。以下ウィキペヂアで簡単に紹介する。
オセアニア (Oceania) は、物語の舞台になる第三次世界大戦後の超大国。イデオロギーは「イングソック」。旧アメリカ合衆国をもとに、南北アメリカおよび旧イギリス、アフリカ南部、オーストラリア南部(かつての英語圏を中心とする地域)を領有する。
残る超大国は、旧ソ連をもとに欧州大陸からロシア極東にかけて広がるユーラシア( Eurasia 、イデオロギーは「ネオ=ボリシェビキズム」)、旧中国や旧日本を中心に東アジアを領有するイースタシア( Eastasia 、イデオロギーは「死の崇拝」あるいは「個の滅却」)。どの国も一党独裁体制であり、イデオロギーにもそれほど違いは無い。
これら 3 大国は絶えず同盟を結んだり敵対しながら戦争を続けてい
この典型的な倒錯が安倍氏たちの政治の原動力ですから行き着くところまで行ってしまうことを切に懸念します。安倍氏たちが崇め奉るワシントンは安倍氏の「倒錯」を遥かに超えて狂気を只今展開中なのです。ワシントンはあれだけ世界の敵だと宣伝しまくっていたISISを公然とその兵站を助けることによって支援していたトルコをロシアの揺さぶりに使い始めています。ロシアは対トルコ戦略を徹底化する方針のようです。中東は深刻な泥沼に化す一方、一つだけ残されていたロシアのエネルギーのトルコ・ルートによる西欧への供給の望みが失せてしまうことになります。中ロ関係は更に緊密になり米国にとって深刻な脅威となるのです。
米国の動きにより中東の泥沼は解決の見通しがなくなり、米国はあっちが駄目ならこっちというよくある戦略を採用し、中国に揺さぶりをかけることでしょう。素人の私にも見えます。安倍氏にとっては好機到来。私たち民衆にとっては最悪。生活困難が必ずやって来る。とにかくレジームチェンジを図ることが喫緊の課題です。
米国は元来反知性の権力だから日本を極東で使うことがいかに非生産的であるかが分かっていない。日本を使うことは中国は勿論のこと朝鮮半島を反米反日で固めることになりウイ奴日本は破滅するのです。それだけではない、朝鮮半島まるごとBRICS経済圏に入り日本も中国元による再建に委ねざるを得なくなる状況もあり得るのです。国連本部が上海に移ることだってあり得るのです。米国が少しでも国際政治で理性を取り戻せば、米国にはいいものが沢山あるわけだから、世界の信頼を取り戻せると思います。米国は安倍氏たちにスタンデイング・オベイションを与えているようじゃ日本と同じく幼児だということです。
Post