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フレデイ タンさん のコメント

こんな話を聞きますと米国は極東のNATO軍を作りたいんだということがプンプン匂って来ます。目的は米国の属国になってくれない中国を成敗するということなんでしょう。しかし、そういう企みはうまくいかないと私は思います。その理由は次の通り。

1.韓国は中国に対してどうのこうのする以前に国民感情から言って日本を成敗したいと考えて居る筈です。従って、米国が韓国当局に恫喝、脅し、その他をいろいろ繰り出しても極東版NATOに入って来ない。
2.中国は米国との関係を重視してこれまで米国の内政干渉をある程度許して来たが、これを機に中国は米国内での教宣活動の強化に乗り出し、内政干渉にも手を出していくことが想定されます。その結果、米国一般人の意識が覚醒し、天敵のネオコンの活動が抑制されましょう。ネオコンの活動が衰えれば、極東版NATOは骨抜きになる筈です。
3.オーストラリア、ニュージーランド、フィリッピンが参加するでしょうが、名目的以上にはならないと思います。台湾は中立を堅持すると思います。
4.米国は歴史的に見て常にずるい。極東版NATOは結局のところ”THE LOWER 48”(愛すべき48州)を安全地帯に置く為の深謀遠慮の結論です。
5.安倍氏たちが詭弁で推し進めているこのプロジェクトはつまるところ一国で超大国中国と対峙することです。GDPというまやかしの指標で日本は浮かれているが、世界のマーケットの流れが変われば、一挙にカオスになる。日本の経済は薄氷の上にあるんです。

以上ように推論するだけで、中谷氏や安倍氏が正気を逸していることが分かるのです。それにしても、ネオコンについての記事が日本の新聞に全くない。日本の為政者が正気を逸するのもネオコンのドクトリンを信奉しているからなんです。このドクトリンが何なのか分かれば、国民、国会議員の皆さんの気は180度変わると思うんですが。
No.3
113ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A: 事実関係 12日付赤旗報道主要連 自衛隊内で「8月中の戦争法案成立・来年2月施行」を前提に、法案の実施計画が立てられていた―。 防衛省統合幕僚監部の内部文書「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)及び平和安全法制関連法案について」(防衛省統合幕僚監部の内部文書PDF)で、国会・国民無視の計画が初めて明らかに。 文書は、今国会に戦争法案が提出された5月末時点で作成。 「今後の進め方」とする日程表では、法案成立を前提に、最も早いパターンで「8月法案成立」、それから「6カ月以内の施行」開始として来年2月に施行を明記 また、7日に部隊派遣延長が閣議決定されたばかりの南スーダンPKO(国連平和維持活動)について、来年3月から「駆けつけ警護」を認めるなど、戦争法案を反映させる日程が具体的に。  中谷氏は「ご提示していただいている資料がいかなるものかは承知をしていない」と、文書の真
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。