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フレデイ タンさん のコメント

自衛隊と米軍の関係は安倍、中谷たちが理解している範囲を遥かに超えて一体となっているようですね。中国は彼らの論調から察するに自衛隊は米軍の一師団程度にしか見て居ない。直接、第七艦隊と張り合っています。そんな訳で米軍としてはせっかく大金(日本の税金)使って作り上げた自衛隊を米軍の戦争に使いたくなるのはよく分かります。何故なら、勿体ないだけでなく、「夷は夷をもって制す」という孫氏の兵法に沿った戦術そのものになるわけですから。そして、自衛隊は米軍の鉄砲玉として使われるわけですから、中国にとっては複雑な対応を強いられ、「自衛隊の狼藉はワシントンの狼藉」と見なすみたいな表明をするでしょう。ここには日本の主権はありません。私は集団的自衛権はそういうものだと思います。

しかし、仮に法案が成立しても、うまくいかない大きな障害が立ちふさがると私は考えて居ます。
1.天皇陛下は納得されないでしょう。
2.自衛隊は米国の利益に忠誠は誓えません。
3.殉死者に関する哲学をどう構築するんでしょう。敵が攻めてきたら追い払う、これは自然な哲学です。経団連の資本利益を守る?笑われますよ。

今回の文書流出で小池議員も言ってましたが、「自衛隊独走」が始まっています。もう完全に安倍政権は自衛隊にバカにされている。そのバックに安倍たちが恐れる米軍という最高権威がいる。厳しく言えば、国家が崩壊している。或いは国家内国家が出来ているのかもしれない。非常事態ですよ。大新聞はそれを知っているのか知らないのか。知らないのじゃないですか。

日本の民衆は天皇陛下、創価学会とも連携して政治を野田以前に戻すことに取り組まなくてはなりません。
No.5
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
集団的自衛権の本質は、「米軍の戦略のために自衛隊を使用する」ことにある。  これを実現するには次の手段がある。 憲法を改正して、国民の納得をえた上で実施する、 憲法の改正は国民の反対があるので、それを行わずに、国内法を制定し、対処する。 その際には国会の多数を占めていれば実施できる。  法律も制定せずに、自衛隊と米軍の協力を強化し、事実を先行させていく。  安倍首相の搭乗前までは、基本は②と③で対処するというものであった。  これに憲法を自分の手で改正したいという安倍首相の政治家としての個人的野心があったので、国民もその危険を次第次第に理解してきたという流れである。  この中で、では自衛隊の制服組はどのように対応しようとしたか。  自衛隊の制服組の海、空は創設以降、米国と一体に対処する流れが主流であった。  しかし、現実的に、外国軍が日本本土を攻めるというシナリ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。