m.m.さん のコメント
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今日、米国のイラク戦争は行うべきでなかったというのが、米国を含め世界の世論である。
その中、当然日本も自衛隊を派遣すべきではなかった。
当時外務省内で、自衛隊のイラク派遣を行うべきでないと主張し、退官させられたのがお真紀氏である。今日、天木氏を評価する人は、日本社会の一部に存在するが、復権しないままが、基本である。
他方、イラク戦争に自衛隊を派遣すべしとの論を述べていたのが北岡東大教授であった。彼は安倍政権で、理論的支援の中心人物となっている。イラク戦争時の歪みを今日まで日ッパンているのが日本社会だ。
以下、『日本外交 現場からの証言』の記述。
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イラク戦争――天木直人元駐レバノン大使の義憤
二〇一一年「三・一一(東日本大震災)」による「福島第一原子力発電所事故」が起こる前に、原発に対する警鐘を鳴らしていた
米国から送られてくる膨大な英文資料を、首相が即座に読んで理解できるとは思えない。
外務官僚が、自分たちに都合よく翻訳し脚色した後に首相に渡しているのだろう。
第二次大戦後、昨日まで「鬼畜」と罵っていた米国に従うことになった時点で、外務官僚たちは保身のため、自分の意思を隠して、米国の指示に従う道を選んだのだ。
民主教育を受けている現在の官僚たちは、もう自分の考えで行動すべきなのだが、組織が、それを許さないのではないか。
「米国」といっても、当然、一枚岩ではない。
本来なら「米国政府」を指すべきだろうが、一部の過激派や、軍事産業の代弁をしているのかも知れない。
一国の外交を預かる外務省が、これほど無責任で良いのだろうか。
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