KUBOTAさん のコメント
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A 事実関係
参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民による抗議行動が30日、東京・永田町の国会議事堂前や周辺を埋めた。
主催者発表によると、参加者は12万人で、安保法案をめぐる抗議行動では最大。参加者が歩道からあふれて、警察側が車道を開放した。市民らは国会議事堂を真正面に見据えた車道に帯のように広がった。
主催したのは、平和運動を続けてきた市民らでつくる「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」。5月に立ち上がった都内の大学生らがつくる「SEALDs(シールズ)」のほか、大学教授や研究者らの「学者の会」、子育て世代の「安保関連法案に反対するママの会」など、この夏に次々と出来た団体が加わり、ともに声を上げた。
(朝日新聞)
B:評価
・ nhk 7時のニュース、人数を主催者発表12万人、警察発表3万人と報じた。私も今日は参加したが3万人ということはない。
からくりは解っ
やむなくステージ背後の公園内に入ったが,すでにこの時間からあちらこちらの各所で「戦争法案」反対の抗議コールや大勢の人々による歌声合唱などが行われていて,また,集会が始まる前からのSEALDsのドラムの音とコールが,とかく自己規制・自己抑制をしがちな私達年配層の参加者を元気つけていた.参加者は子供を連れた家族連れが目立ち,若い女性,若い学生から年配の方々まで老若男女,幅広い年齢層の個人参加の方々が多くを占めているように見えた.
開始1時間前頃から主催者進行のないまま自然発生的に「安倍辞めろ!」のコールが大きくなって来た.当然に私達も一緒にコールを続けた.14時の集会開始前の13時30分頃に,正門前の広い道路にSEALDsのドラム隊を先頭にした大勢の人々がなだれ込んで来て「安倍辞めろ!」のコールが一段と大きくなって騒然とした状態となった.一瞬道路の強行占拠かと思ってトラブル発生を心配したが,その後に道路が開放されたことを聞き私達も道路上に出た.集会はそのまま参加者の人々のコール・熱気に促される形でなだれ込む様に開始された.
こんな集会の開始は初めてだ.若い方々の行動力と参加者の人々の民主主義への熱い心に感動したととも,政治家へのお任せ民主主義ではない,日本で初めての,少なくとも戦後初めての市民目線からの国民主権・真の民主主義の意思表示と芽生えを見た.
正門前の道路では参加人数は多すぎてわからなかった.前が見えないマイクの音が聞こえない.身動きが取れない満員電車並のスシ詰め状態だ.主催者発表で12万人.そんなもみくちゃ状態の中で慶應大学の金子教授と室井祐月さん達とすれ違ったが,孫崎さんをはじめとし両氏の知的見解・発言のファンなのでつい得をした気分となってしまった.共に頑張ろう.また主催者の方々の努力に感謝を表したい.
なお,8月31日のNHKを含めた主要なTV・新聞のメディア報道を見る限りでは,すでこの日本の主要メディアは安倍独裁政権の手先・前線の壁,国民の批判を封じ込める盾と化していることを実感した.このようなメディアの末路は知れているが,でもその時は舌を出しながら再度深い反省をするのかな?.(2015年8月31日)
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