PL紳士さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
渡辺謙氏が 8 月 1 日に行ったツイートは、 リツイート 20,970 、 お気に入り 16,656
と大変な反響を生んでいる。この発言を考えてみたい。
A: 発言内容
「· 一人も兵士が戦死しないで 70 年を過ごしてきたこの国。どんな経緯で出来た憲法であれ僕は世界に誇れると思う、戦争はしないんだと!複雑で利害が異なる隣国とも、ポケットに忍ばせた拳や石ころよりも最大の抑止力は友人であることだと思う。その為に僕は世界に友人を増やしたい。絵空事と笑われても。」
B: 評価
・渡辺謙氏は、本能的に、直感的に、物事の本質をとらえている。
・「ポケットに忍ばせた拳や石ころよりも最大の抑止力は友人であることだと思う」との発言があった。
相手が、凶悪であればあるだけ、「拳や石ころ」では何の役に立たない。
暴力団がナイフや拳銃を持っている時に、「拳や石ころ」で十分だと思う者は誰もいない。
中国が軍事力を高めたとしても
思うに、現在の「日本国憲法」はその制定経緯を詳細に観察すると、必ずしもアメリカが一方的に日本に押し付けたものではなく、むしろ戦後、平和と人権の保障を渇望していた当時の国民と、日本の民主化を企図したGHQによる合作に近いものであったことが分かります。
外国からの力が働いたからこそ、あのような素晴らしい内容の憲法が出来上がったものと言えます。
日本人単独では、とてもあれだけのものは作れませんでした。
そのことは、近年、自民党が公表している「憲法改正法案」の酷さを見れば、十分理解できます。
今、多くの皆さんが、自民党の憲法改正草案を一瞥し、現行の「日本国憲法」と詳細に比較してみられることを希望します。
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