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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生がおっしゃる通り自ら考え判断しなければならない時代に入っています。

ただ、不幸中の幸いとして安倍氏が最高の価値として掲げる極右靖国軍国主義はいくら大マスコミが恭しく奉っても全く先が無いわけです。つまり、事業投資用語で言えば、FEASIBLEではないのです。すぐに行き詰まります。無知で歴史音痴の野蛮な米国好戦派は安倍氏のそれに高い値を付けていますが、一般世界では通用しません。特にアジアでは跳ね返されてしまいます。従って、ポスト安倍体制をどうするのか?特にアベノミックスの後始末をどうするのか?今から日本のインテリは抵抗運動の傍ら手弁当で考えておかねばなりません。米国任せでは駄目です。ギリシャを参考にするとか中国の最近のロシア救済を勉強すべき時期です。

ポスト安倍で最も打撃を受けるのは情報を大メデイアに依存していた多くの一般人です。彼らの心のケアをどうするか?そのために大マスコミと背後のスポンサーの経済団体の解体的出直しを図ることは当然です。一般大衆をミスリードしたという罪の償いを大衆の面前で図らせ、心のケアに資するのです。太平洋戦争後、マッカーサー体制は日米開戦に反対していた財閥ファミリーからさしたる理由もなく私的財産を根こそぎ没収しました。その結果、世界でも珍しい大衆社会資本主義が成立しました。そして高度成長をも遂げたのです。米国のモルガン、ロックフェラーのライバル心がその処罰の背後にあったかも知れませんが、日本の大衆にとっては良かった。そういう歴史に習い日本の民主主義の徹底化に資する視線で大マスコミと経済団体にメスを入れなければなりません。

安倍体制は短命に終わる悪夢であることに間違いないのです。この悪夢の反作用を出来るだけ少なくして民主主義を大きく発展させる諸策を今から用意しなくてはなりません。これは手弁当でやる知性の仕事だと思います。
No.5
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
皆さんは中学生や、高校生の頃、先生方などから、「社会に目を開いた人間になろう。そのためには少なくとも毎日テレビのニュースの時間は見なさい。できるだけ毎日、新聞に目を通しなさい」という助言を受けてきたと思います。  それはあくまでも、日本のメディアがほぼ公正に事実関係を報道しているという前提の下です。  もし、その前提が存在しない時には、逆に大きな害を与えます。  第二次大戦に突入する際には、日本の新聞は軍部を礼賛し、危険な道へ進むのを絶賛し、日本の国論を戦争へと導いていきました。  新聞が、正しいことを伝えなくなったとき、権力の単なる宣伝機関になった時、それは益を与えるよりは害を与えるのです。  そして多分、日本は、今、その段階に入ってきているのです。  この異常さを最初に示したのは福島原発事故でした。  福島原発事故が起こりました。大量の放射線が出ました。その時、大手メディアのとる対
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。