tako2008さん のコメント
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A: 事実関係
(1)フランスのパリで13日夜(日本時間14日早朝)、中心部のコンサートホールや北部のサッカー場などを標的とした同時多発テロが起きた。オランド仏大統領は14日午前に演説し、過激派組織「イスラム国」(IS)によるものだと断定した。AFP通信によると一連のテロで128人が死亡した。
またAFP通信によると、けが人は300人で、うち80人が深刻な状態だという。
ISは14日、「ISフランス」名義で「8人の兄弟が自爆ベルトと銃でフランス首都の標的を正確に攻撃した」とする犯行声明を出した。ISが通常出す犯行声明と同じスタイルを使い、アラビア語、フランス語、英語で書かれている。
オランド大統領は演説で、「我々は戦争に直面している」としたうえで、今回のテロをISによる「フランスや、私たちが世界中で守っている価値に対する戦争行為だ」と強く非難した。
オランド大
「軍事的行動で、IS的動きは止められない」
すぐに「軍事力は必要ない」だの「軍事行動は必要ない」といった
極論を主張されるのは、孫崎先生の悪い癖だと思っています。
当然、外交による解決が第一であり、軍事による解決は最終手段です。
それについては、まったく異論はありません。
但し、今回のイスラム国の根源であるシリア情勢に限っては、
テロによる報復を覚悟でも、軍事行動を取る必要があると考えます。
なぜなら、対話(外交)のみでの解決が不可能であるからです。
もし外交のみで解決可能だというなら、ただ軍事行動に反対ではなく、
具体的な解決策を示されるべきでしょう。
すなわち、「誰と対話をし、何を話し合うのか」を。
「潰すべき相手は潰し、対話すべき相手とは対話する」
これが正しい選択です。
私はロシアによるシリア軍事介入を支持しています。
プーチンの決断は正しい。
アサド政権が倒されたらどうなるのか。
次に始まるのは、「イスラム国と反体制派の殺し合い」であり、
その次に起こることは、「反体制派同士の殺し合い」です。
結果、シリアは過激派の巣窟となり、大量の武器や化学兵器を
手にした彼らは、次の「戦場」へと流れて込んでいく。
アサドが言っていたように、中東は崩壊します。
(・・続きます・・)
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