名を正すさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
久保田徳二編(北海道新聞編集委員)は『北海道の守り方』(寿郎社)の中で「 TPP で日本の医療は崩壊する」のタイトルでの記載があるところ、次の通り。
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北海道がんセンター名誉総長の西尾正道氏は著書『正直ながんのはなし』で次の記述をされています。
「 TPP で日本の医療がどうかるか」という小児2013年3月の『タイム』誌に掲載された「医療が米国の経済と財政を食い物にしている」という特集記事に触れて、西尾先生は「米国の医療が利潤追求だけで動いている現実が明らかにされたと述べています。
タイム誌の報告によると、米国の医療費は DGP の約20%を占め、国全体で2.8兆ドルであり、日本の医療費の7-8倍となっています。
そして家庭の破産の62%が医療費が原因であると指摘されているのです。
西尾先生は「 TPP によって医療
過去も未来も眼中にない国民性で、「今・ここ・自分」がすべてです。これを丸山真男は「次々となりゆく勢い」と表現し、歴史意識の古層と言いました。過去も未来も視野になく、次々と生じる目の前の事だけに対応していくという意味で、動物に近いですね。
今この時の状況だけに対応するというのは、未来を見据えて行動することにはならず、結局主体性がないということになります。主体性のない国民には、無責任な政治家がはびこるようになります。戦時中の全体主義も、このような無責任が生み出した結果です。そして現在も、「今、ここ、自分」だけの無責任な政治家が跋扈し、未来の子孫に多大な負債、負担、危害を残す政策に盲進しています。
二千年にわたる歴史意識の古層ですから、なかなか変革することが困難ですが、嘆いていても仕方がありません。このままでは、もう一度塗炭の苦しみに会うのは必定ですが、抵抗だけはし続けなければなりません。
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