フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
国際社会において、2016年の最大出来事は、依然、経済、政治、軍事の最強国家である米国の大統領選挙で誰が選ばれるかであろう。
現時点で、共和党はトランプ、クルーズ、ルビオが有力視されているが、彼らは中道保守ではなく、過激派、極右に近い。したがって彼らが選出された場合、従来路線と異なる米国戦略が打ち出される可能性があり、世界の混乱に拍車がかかる。
現状と将来動向を見てみたい。
1:民主党候補の動向( RCP12/10 - 12/21 平均)
(1)全国平均
クリントン 54.7 %
サンダース 30.7 %
(2)早期選出の個別州
・アイオア州:クリントン 50.0 % サンダース 37.5 %
・ニューハンプシャー州:クリントン 43.5% サンダース 49.3 %
・南カロライナ州:クリントン 68.0 サンダース 23.3 %
2:共和党
(1)全国平均 RCP 12/10
しかし、メデイアの取り上げがトランプに集中し米国民の人気も上場です。兎に角、トランプは喋る。滔々と喋る。噂ですが、米国の支配層はトランプを担ぐことでトランプと取引を開始したとのことです。
トランプはプーチンに関する西側メデイアの嘘を堂々と暴露したり、ISISに関する米国政府の欺瞞的関係についても避難的言辞を吐いたりして、米国支配層にとっては厄介な存在なんですが、トランプのポピュリズムは無視し難いということでトランプを取り込む形で進む方が得策と考えたのでしょう。
米国も日本もそうですが、通貨発行高は金融の常識を遥かに超え、赤字財政もノーリターンのドツボに嵌り込んでいます。そういう状況下、リベラル路線は市場の大収縮を来す恐れがあり、体制は必死で潰しにかかります。サンダースは苦戦を強いられ、日本のリベラルが追い込まれているのも、そういう力学が働いていると考えます。
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