• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

甘利氏の心境を慮るならば、「国家国民のため大きな仕事をしたし、今後もしなければならないが、日常的な陳情が多くある中で、図らずもお金の授受が露見する不始末をしてしまった。ここは、不本意ではあるが、忍び難きを忍び、辞任することにした。」ということなのでしょう。

どうにも救いがたいというか、世間の常識とかけ離れているのは、悪いことをしたという意識が、一切ないということである。口利きによる利得は当たり前のことであり、今回は計画的なはかりごとにより、普通はあり得ない露見が行われたということである。口利きを頼みながら、背任行為をした相手が悪いのだという倒錯乱を正当化している点である。

「マスコミさん頑張ってくださいよ」、と言いたいのだが、トップが政治家と日常的に会食をしていては、攻撃も鈍るのでしょう。悪いものが、社会を闊歩する人心の堕落がとどまることがない。変な社会がまかり通りだしているといえる。
No.1
107ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「あっせん利得処罰法」の1条1項は、〈衆議院議員等が売買等の契約等で、請託を受け、権限に基づく影響力を行使して公務員に職務上の行為をさせ、報酬として利益を収受した時は、3年以下の懲役に処する〉と定め、2項で、〈国又は地方公共団体が資本金の二分の一以上を出資している法人〉に対しての行為も同様としている。  ここで重要なのは、①企業が請託をしたか、②請託に基づいて甘利氏側が行動をとったのか、③金銭を受け取ったかである。  週刊文春1月28日号は次の指摘をしている。 業者が請託をしたか、 「2013年頃、 UR と S 社との補償の話が持ち上がった、しかし交渉は難航するばかり。そこで一色氏が頼ったのは甘利事務所」  請託の事実は明確である。  2.請託に基づいて甘利氏側が行動をとったのか、  読売報道。「2013年6月~今年1月に甘利事務所側とUR職員が計12回、面談。大和市の事務所6回、議員会
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。