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younghopeさん のコメント

「印象操作」、これは「ポピュリズム」にもつながる。言葉を悪くすれば、「詐欺行為」ともいえる。

1例。甘利氏の場合は、一週間、余人に代えがたいTPPの功績、相手の計画性などを徹底的に植え付け、甘利氏があたかも被害にあったかのように、すり替えてしまう。
2例。尖閣があたかも中国に奪われかねない雰囲気を作り出し、軍備を強化しなければ、日本が中国に攻め込まれかねない意識づけをして、米国との集団的自衛権を正当化する。
3例。湯川さんたちが、ISに殺戮されることをもって、テロとの戦いを正当化し、米国に協力し、中近東まで兵力を派遣せざるを得ないような状況を作り出す。

このほか、事例をあげれば、限りがない。国民の心に響く内容を植え付け、政権の思惑を通そうとする「印象操作」が巧みに行われるのである。残念なことに、政府の目的を素早く察知し、国民に政府の目論見を知らせるシステムが破壊されているが、もっと深刻なのは、政府の目的を察知する人材が、マスコミに消えかけていることでしょう。政府を常にチェックするという意識が常に働き、常に物事をよく見る目、耳を養っていなければできないことなのでしょう。マスコミ、野党が体制のチェック機能を放棄したら、民主主義など育たない。育たなければ、マスコミ、野党の機能も低下していくのです。体制国家になっていかざるを得ない。
No.1
108ヶ月前
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A:事実関係 1 月 30 日 NHKNEWS 北朝鮮北西部で、事実上の長距離弾道ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあるなか、自衛隊は、事前の予告なしに発射する可能性もあるとして警戒を続けています。 このうち東京・市ヶ谷の防衛省には、29日夜から航空自衛隊の迎撃ミサイル、PAC3が配備されています。 PAC3は弾道ミサイルの一部が万が一、日本国内に落下するおそれがある場合、地上近くで撃ち落とす能力があり、30日も発射機を上に向けた状態で待機を続けています。 北朝鮮の今回の動きについて、政府は弾道ミサイルを迎撃できるようにするための破壊措置命令を出していて、自衛隊はPAC3のほか、高性能レーダーで弾道ミサイルを追尾することができる海上自衛隊のイージス艦を日本近海に展開させるなどして、北朝鮮の今後の動きに備えています。 今回の破壊措置命令について、防衛省は「日本側の対応を明かすこと
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。